ザ・マジックアワー |
2008年 日本 コメディー
<監督>三谷幸喜
<キャスト>佐藤浩市 , 妻夫木聡 , 深津絵里 , 綾瀬はるか , 西田敏行 , 小日向文世 , 戸田恵子 , 香川照之 , 中井貴一 , 鈴木京香 , 谷原章介 , 天海祐希 , 唐沢寿明 , 堀部圭亮, 香取慎吾
<ストーリー>
チンピラの備後(妻夫木聡)は、ギャングのボスである天塩(西田敏行)の愛人、マリ(深津絵里)に手を出したことがばれ、絶体絶命のピンチ。そこで、ちょっと聞きかじった幻の殺し屋、デラ富樫を連れてくることを条件に、5日間の猶予をもらう。しかし、デラ富樫は、見つからず、窮余の策として、売れない俳優、村田大樹(佐藤浩市)を映画の撮影と称して連れてきて、演技をさせることにするが・・・。
<感想>
過剰な宣伝に、少々、うっとうしささえ感じたのですが、評判も上々のようで、楽しみにしてました。
前作の「THE 有頂天ホテル」よりも、こぢんまりと、まとまっていて、面白かったです。
特に今回は、主演の佐藤浩市が、初めてコメディーに挑戦したらしいのですが、やはり、彼はうまい!
ワイルドで端整な顔立ちの彼が、まじめくさって演じれば演じるほど、笑いがほとばしります。彼ってこんなに芸達者なんですね〜(^^)。
ほぼ満席の映画館も、大いに盛り上がりました。
分かりやすい笑いの中に、名作映画へのオマージュも感じられ、136分という長さも、全く退屈することなく、ラストまで一気に見てしまいました。
佐藤浩市以外のキャストも、みんな良かったです。突然歌え!と言われたらしい深津絵里も、蓮っ葉でありながら美しいし、アドリブ禁止を言い渡されてむっとしたという西田敏行は、いかにもギャングのボスっぽく、戸田恵子は物憂げで、妻夫木聡は、お調子者のチンピラを好演。
おかげさまで、楽しい時間を過ごすことが出来ました。(2008,06,08)
|
|
|