シネマチェックトップページ50音別indexサ行index 


しあわせへのまわり道      


2014年 アメリカ (LEARNING TO DRIVE)
コメディー・ロマンス   

<監督>イザベル・コイシェ
<キャスト>パトリシア・クラークソン, ベン・キングズレー, ジェイク・ウェバー, サリタ・チョウドリー

<ストーリー>
マンハッタンに住むウェンディ(パトリシア・クラークソン)は、ある日突然、夫から離婚を切り出され呆然とする。そして、自分が運転も出来ないことに改めて気がつき、たまたま出会ったインド人のタクシー運転手(ベン・キングズレー)に、運転の教習をしてもらうことにするが・・・。

<感想>
雑誌のエッセイを基にして作られた作品だそうです。
なるほど、普通ではちょっと思いつかないようなシチュエーションのストーリーでした。

夫と離婚することになった女性が、車の運転も出来ないようでは、普通に生活も出来ないということで、運転を習うのですが、その先生が、シク教徒のインド人なのでした。

”シク”教徒と言うところで、すでにわたし的にはつまずいてしまうのですが、”シーク教”とも呼ばれると言われると、ちょっと馴染みがあるような。
そして、ターバンを着用しているのは、シク教徒なのだそうです。なるほど。

離婚を突きつけられた女性が、シク教徒の教官に運転を指導してもらいながら、人生についても改めて見つめ直してゆくという話の流れでした。
また、それと平行して、シク教徒の普段の生活や、彼の結婚についても描かれてゆきます。

突然の生活の変化によって、自分自身を見つめ直し、新しい生活に飛び込むのは、なかなかしんどいことですが、新たな自分を発見して成長にも繋がる、いい機会かもしれません。

それにしても、アメリカの自動車教習は、この映画のように、教習所での練習ではなくて、基本的なことを習ったら、すぐに路上教習なんでしょうかね(゚ロ゚)。
恐ろしいけど、命がけでうまくなろうとするから、上達は早いかも?!(2020,06,20)



シネマチェックトップへ