ザ・マミー　呪われた砂漠の女王　　　　　　 ２０１７年　アメリカ　（THE MUMMY） アクション・アドベンチャー・ファンタジー　　　 ＜監督＞アレックス・カーツマン ＜キャスト＞ トム・クルーズ , アナベル・ウォーリス , ラッセル・クロウ ＜ストーリー＞ 戦闘の続く中東で金儲けを企むニック・モートン（トム・クルーズ）は、偶然、古代の遺跡を発見するが、それは呪いのこもった女王アマネット（ソフィア・ブテラ）の墓だった・・・。 ＜感想＞ ユニバーサル･スタジオの新しいプロジェクト、”ダーク･ユニバース”の第一作目です。 元になった作品は１９３２年の「ミイラ再生」、1999年の「ハムナプトラ／失われた砂漠の都」です。 何でもこのプロジェクトは、マーベルのアベンジャーズ、DCのジャスティスリーグに対抗するものだそうで、なるほど、パワーにはパワーで挑戦！という感じです。 これから、どうなってゆくのか、楽しみです。 ちなみに、このプロジェクトの今後の作品では、透明人間をジョニー・デップ、フランケンシュタインの怪物をハビエル・バルデムが演じるのだそうです。すごい！！ ということなのですが、作品の出来としては、過去の「ハムナプトラ」と比べると、面白さがイマイチでした。 確かに、トムは新しいキャラで頑張っているし、映像技術は素晴らしいのですが、こちらの目が”素晴らしい映像”に慣れてしまっているようで、それほどの感動？！はありませんでした。 これからの物語の要になるであろうラッセル・クロウ演じるジキル博士にしても、ちょっと太りすぎ(^_^;だし、その存在自体が、謎すぎなのでした。 シリーズが進んでいけば、トムの”瞳問題”同様、どういうふうに、このシリーズに関わってくるのかが分かってくるのでしょうが・・・。 ということで、夏休みのイベント映画として、期待しすぎない程度に見るのがおすすめでしょうか(^▽^)。(2017,08,05)