世界にひとつのプレイブック           |  
  
2012年 アメリカ (SILVER LININGS PLAYBOOK) 
コメディー・ロマンス    
  
<監督>デヴィッド・O・ラッセル 
<キャスト>ブラッドリー・クーパー	,  	ジェニファー・ローレンス	,  	ロバート・デ・ニーロ	,  	クリス・タッカー	,	ジュリア・スタイルズ	
  
<ストーリー> 
妻とのトラブルで、精神の安定を崩したパット(ブラッドリー・クーパー)は、精神病院に入院していたが、晴れて退院の許可が下り、実家に戻った。しかし、その後も、たびたび騒動を起こして両親を心配させていた。そんなある日、友人のディナーに招待された彼は、そこで、ティファニー(ジェニファー・ローレンス)に出会う・・・。
  
<感想> 
ジェニファー・ローレンスが、第85回アカデミー主演女優賞を受賞した作品です。
  
主人公パットは、精神を病んだ男。 
母親の奔走で、精神病院を退院したが、まだまだ、普通の生活をするには時間が必要な様子。 
そんな彼の実家の様子を見ると、彼の父親も、相当変なので、笑ってしまいます。 
父親と息子、正常と異常の境界線は?って、考えてしまいますねぇ。 
そんな夫や息子のためにやきもきするお母さん、あなたが一番大変そうでした(^_^)。
  
夜中に突然、両親を起こして、大騒動したり、ゴミ袋をかぶってジョギングなど、どう見ても、変な行動を、彼は取るわけですが、本人には、本人なりの確固たる理由があるだろうなと思うと、一概に、変だと決めつけるのも、どうなんだろう?とも思いました。 
でも、やっぱり、まわりは、大変でしょうけどね・・・(^_^;。
  
そんな彼が、ジェニファー演じるティファニーに出会うわけですが、彼女も、また、心を病んでしまっている女の子。 
この二人が、出会うことで、またまた大変なことになるわけですが・・・。
  
ラストに、ダンスコンテストがあって、ここが大きなキーポイントなのですが、肝心なこのシーンがちょっと無理があったのだけが、残念でした(^_^;。
  
原題「SILVER LININGS PLAYBOOK」の意味は、「逆境に立ち向かう指南書」という慣用句だそうです。邦題とはまるで違いますが、邦題の方も、これはこれで、よく考えられているなと納得です。
  
惜しくも受賞を逃しましたが、ブラッドリー・クーパーや、ベテラン、ロバート・デ・ニーロの演技も、すばらしかったです。(2015,05,06)
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