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尚衣院 サンイウォン      


2014年 韓国 (THE ROYAL TAILOR)
歴史劇   

<監督>イ・ウォンソク
<キャスト>ハン・ソッキュ, コ・ス, パク・シネ, ユ・ヨンソク, マ・ドンソクペ・ソンウ

<ストーリー>
朝鮮王室の衣装作りを任せられている尚衣院(サンイウォン)の長、ドルソク(ハン・ソッキュ)は、ある日、王妃から王の衣装の補修を頼まれる。そこでドルソクは、市井の仕立て師ゴンジン(コ・ス)を呼び寄せるのだった・・・。

<感想>
”尚衣院”と言われても、”サンイウォン”と言われても、なんだか全く分からなかったのですが、王室の衣装係のことだそうです。ちなみに、韓国の英題は”THE ROYAL TAILOR”これならわかりやすい!(^▽^)。

苦労してサンイウォンの長になったドルソクと、天才的な仕立屋、ゴンジンの物語です。
二人は、今で言うところのデザイナーです。
ドルソクは、しきたり通りの衣装を作り続ける男。
方やゴンジンは、天才的なひらめきで新しい韓国服を作り上げ、彼の作った服は、男女を問わず大評判の引っ張りだこ。
ドルソクは、ゴンジンのことを同士として認めながらも、その実力に嫉妬心が芽生え、また、自分が築き上げてきた地位が脅かされることへの不安もあり、なかなか複雑な心境のようでした。
そこに、王と王妃、または、重臣たちの権力の構図が話を彩り、華やかで悲しい物語となってゆくのでした。

話の流れがスムーズでわかりやすく、また、キャストも豪華で、楽しく見ることが出来ました。

主演は、韓国映画の立役者、ハン・ソッキュ。
若い天才仕立師を岡田准一似のイケメン、コ・ス。
美しいけれど悲しい王妃に、パク・シネ(綺麗!)。
他に、マ・ドンソクやペ・ソンウが出ていて楽しいです。(2021,01,18)



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