スペシャルアクターズ　　　　　　 ２０１９年　日本 コメディー・サスペンス　　　　 ＜監督＞上田慎一郎 ＜キャスト＞ 大澤数人 , 河野宏紀 , 北浦愛 ＜ストーリー＞ 役者の和人（大澤数人）は、緊張すると気絶してしまうという持病を持っていて、なかなか俳優としての芽が出ない。そんなある日、偶然再会した弟・宏樹（河野宏紀）に、俳優事務所”スペシャルアクターズ”に誘われるのだが・・・。 ＜感想＞ 劇場長編デビュー作「カメラを止めるな！」で、一躍時代の寵児となった、上田慎一郎監督の長編第二作目です。 映画の説明を読むと、あまり面白そうでもなかったのでスルーしようと思っていたところ、たまたま時間の隙間が出来たので、見に行ってきました。 公開２週目、平日昼間でしたが、大きなスクリーンに、客は、私たち含めても５人ほど。 なんだかいやな予感・・・(^_^;。 キャストは、前作同様、ほとんど知らない俳優さんばかりでした。 でもそれも、新鮮だし、先入観なく見ることが出来るので、メリットでもあります。 ただ、今作は、導入部が長すぎでした。 しかも、その間ずっと面白いところがない(^_^;。 終盤になって、意外なドンデン返しがあるのは、「カメ止め」と同じですが、それもイマイチパッとせず。 超がっかりな映画鑑賞となりました。 どうせドンデン返しをするなら、たとえば、「コンフィデンスマンJP」のように、これでもか！ぐらいやってくれれば、やられた！感があって、すっきりするんでしょうけど、この作品には、そういう派手さがありませんでした。 思い返せば、「カメ止め」は、ず〜っと面白くて、楽しい作品だったなぁ〜〜。 上田監督、そして、スタッフキャストの皆さん、次回作は、もっと楽しめる作品、お願いします。(2019,10,25)