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櫻の園 |
1990年 日本 青春・学園
<監督>中原俊
<キャスト>中島ひろ子 , つみきみほ
<ストーリー>
高校の創立記念日に演劇部が毎年演じているチエーホフの「桜の園」の上演当日。部長(中島ひろ子)が禁止されているパーマをかけてきて、皆を驚かせる。また、前日には、部員の紀子(つみきみほ)がタバコを吸っているところを補導され、「桜の園」の上演自体が中止になりそうになり、部員全員が不安になるが・・・。
<感想>
吉田秋生の人気コミックの映画化作品です。もう20年近く前の映画ですが、今年、リメイク作が公開されるそうなので、オリジナルを見てみました。
キャストの女生徒役は、全員オーディションで選ばれたそうで、タバコを吸って補導された女生徒役を、つみきみほが初々しく演じています。
実は、私も、恥ずかしながら、女子校出身なので、この映画の女子校の雰囲気、とっても懐かしかったです。いくつかのグループに分かれて、ほとんど実のない話を、それでも真剣に、ワイワイガヤガヤおしゃべりしたり、たわいのないことで、笑い転げたり、ほ〜〜んとに懐かしい〜〜(^^)。
女子校なので、もちろん先輩も女子なのですが、先輩に憧れて、たった1歳しか違わないのに、とっても大人に見えたりするんですよね〜〜(^^)。
ストーリーは、演劇部として一番大事な日に、問題が次々に発生して、不安になり、職員室に偵察に行ったり、それとは関係なく、舞台裏で色々あったり・・・。
たった数時間の出来事が生き生きと描かれていて、面白かったです。
キャストでは、部長役の中島ひろ子が、めちゃくちゃうまくて、すばらしいです。つみきみほも、少々つっけんどんな感じがさっぱりしていていい感じでした(^^)。
11月に公開されるリメイク版は、だいぶ内容が違うようなので、ちょっとがっかりなのですが、若手女優さんがたくさん出演するので、華やかな映画にはなりそうです。(2008,09,24)
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