セイヴド!(助けて、神様!) |
2004年 アメリカ コメディー
<監督>ブライアン・ダネリー
<キャスト>ジェナ・マローン , マンディ・ムーア , マコーレー・カルキン , パトリック・フュジット , ヘザー・マタラッツォ , マーティン・ドノヴァン , メアリー=ルイーズ・パーカー
<ストーリー>
キリスト教系の高校に通うメアリー(ジェナ・マローン)は、敬虔なクリスチャン。ある日、ボーイフレンドに「自分はゲイだ」と告白されショックを受ける。そんな彼を救うために、彼女は、自分の身を彼に捧げ、処女を失うが、なんとその時に、妊娠してしまう。衝撃を受けた彼女は、神への信頼を失い、それまで親しくしていた友達も、彼女から離れてゆき、その代わり、新たな友達を得る・・・。
<感想>
日本未公開の青春映画です。WOWOWでの題名はベタな「助けて、神様!」でした(^^;。
前半は、私から見ると、過剰なクリスチャンたちのエピソードがわんさかとあって、少々あきれつつ、そして、ひきながら見ていましたが、中盤からどんどん面白くなって、厚みのある青春ストーリーとして楽しむことが出来ました。
信じる者は救われる・・・。でも、信じられなくなったら?
かたくなに、ただ神を信じるだけではなく、広く世界を見て、幸せをつかもうよ。みたいな感じです。
妊娠、ゲイ、不倫、他宗教等々、いろいろなことが描かれていて、その中で、本当の自分を見つめ直し、他人を受け入れる大切さを感じました。
熱心なクリスチャンを否定するようなストーリーで、中には、キリストを描いた看板に車でつっこむようなシーンもあります。よくこんな映画がアメリカで公開されたと思いました(^^;。でも、宗教心のない私としては、神を信じなくても、人間を信じればいいじゃない!という感じで、これが、普通な感覚。だから、面白かったです。
主演は、ジェナ・マローン。この頃の彼女は、かわいくて、とてもいいですね〜。
ヘビーなクリスチャンで、目立ちたがり屋のヒラリーをマンディ・ムーアが演じています。この役、彼女にぴったりでした(^^)。
他に、ヒラリーの兄で、足の悪い男の役で、マコーレー・カルキン。クラスメイトには、スーザン・サランドンの娘のエヴァ・アムリが出ています。目の大きな所など、お母さんにそっくり!(^^)。(2008,08,24)
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