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シルヴィア |
2003年 イギリス 伝記・ロマンス
<監督>クリスティン・ジェフズ
<キャスト>グウィネス・パルトロー , ダニエル・クレイグ , マイケル・ガンボン
<ストーリー>
詩人になる夢を抱いてイギリスのケンブリッジ大学に入学したシルヴィア・プラス(グウィネス・パルトロー)は、そこで、テッド・ヒューズ(ダニエル・クレイグ)と、劇的な出会いをする。彼の詩に深い感銘を受けると同時に恋に落ちたシルヴィアは、彼と結婚するが、その後の結婚生活は、苦悩に満ちたものだった・・・。
<感想>
実在した詩人、シルヴィア・プラスの苦悩の半生を描いた映画です。
ただ、私は、彼女のことを全く知らなかったので、この映画を見ただけでは、彼女のことを、少々の才能のある女流詩人で、異常な嫉妬心を持った一人の女性としか思えなかったのが残念です。
映画を見たあとで、彼女のことを調べて、死後、彼女の作品がピューリッツァー賞を受賞したこと。彼女が、双極性障害(躁鬱病)を抱えていて、学生時代に自殺未遂を計ったことを知りました。
そういうことを知ると、彼女に対する、考え方がまた、違ってきます。やはり、彼女のことを描くには、こういう背景もまた、説明が必要なのではと思いました。
まあ、ピューリッツァ賞受賞者ですから、知らなかった私が無知なだけかもしれませんが・・・(^^;。
シルヴィアを演じるのは、オスカー女優、グウィネス・パルトロー。繊細で、才気に溢れるシルヴィアを美しく演じています。後半の狂気の感じられるような演技には、胸が痛くなりました。
彼女の夫、テッド・ヒューズを演じるのは、なんと、新ボンドのダニエル・クレイグです。髪の毛の色が違うので、はじめは気がつきませんでした。こういう演技をしている彼から、007の彼は、想像できないですねーーー。(2007,04,19)
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