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スルース  |
２００７年 アメリカ コメディー・ミステリー・スリラー 
＜監督＞ケネス・ブラナー
＜キャスト＞マイケル・ケイン , ジュード・ロウ
＜ストーリー＞
豪奢な家に住むベストセラー推理作家アンドリュー・ワイク（マイケル・ケイン）を、一人の男が訪ねてきた。男は、俳優のマイロ・ディンドル（ジュード・ロウ）。マイロは、ワイクの妻であるマギーと恋愛関係にあって、ワイクに妻との離婚を促すためにやってきたのだった。そんなマイロに、ワイクは、ある提案をするのだが・・・。
＜感想＞
映画が、始まったとたん、緊張感に包まれました。斬新なデザインの家の中で交わされる、二人のスリリングな会話。人生経験は豊かで、金持ちのワイク。財産はないけれど、若さと美貌の持ち主のマイロ。二人のやり取りに、息詰まる想いがしました。
そして、ワイクが、マイロに提案したことは・・・。
こんな話に乗せられるマイロは、やはり、軽薄なだめ男？！と思っていたら、後半には、驚愕の第２ラウンドがありました。これにはびっくり！(^^)。
そして、最終的に、どうなるのかは、書かないでおきますが、意外とあっさりだった・・・ような気がしました。
上映時間は、89分と、短いですが、時間が凝縮されていたかのように、疲れました(^^;。監督は、シェークスピア俳優のケネス・ブラナー。いかにも彼が好きそうな、持って回った言い方が多いなと感じましたが、これは、オリジナルも、こんな感じなのでしょうか。
実は、ジュード・ロウが出演しているということしか情報を入れずに見に行きました。そうしたら、完璧な２人芝居。だからこそ、途中、驚愕したのですが・・・(^^)。
元々舞台劇だそうで、いかにも、そんな感じです。二人の俳優のぶつかり合いが、この映画の全てでした。
１９７２年に一度「探偵＜スルース＞」として映画化され、その時の二人は、作家をローレンス・オリヴィエ、俳優をマイケル・ケインが演じています。未見ですが、高い評価を得ている映画らしいので、そちらも見てみたいです。特に、両方の作品に違う役で出演しているマイケル・ケインが、どんな演技をしているのが、興味深いですね〜。(2008,04,14)
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