サバイバル・オブ・ザ・デッド　　　　　　 ２００９年　アメリカ・カナダ　（SURVIVAL OF THE DEAD） ホラー・SF　　　 ＜監督＞ジョージ・Ａ・ロメロ ＜キャスト＞アラン・ヴァン・スプラング, ケネス・ウェルシュ ＜ストーリー＞ ゾンビが出現してから４週間。軍隊から離脱したサージ（アラン・ヴァン・スプラング）たちは、ゾンビがいない安全な島の存在を知り、その地を目指していた。しかし、その島にもゾンビは存在し、さらに、島民たちの対立に巻き込まれてしまう・・・。 ＜感想＞ 夏はゾンビ！ ということで、大切に？！録画してあった本作を見ました。 しかも、監督は、ゾンビ映画の巨匠、ジョージ・Ａ・ロメロ！ 期待が高まります(^^)。 しかし、はっきりいって、期待はずれ。 やはり、巨匠といえども、ゾンビの世界を、広げることは至難の業なんですかね。 本作は、ゾンビの怖さを見せる映画ではなく、いかにゾンビを人間と共に共存させるか。 それとも、今までの通例通り、即、殺してしまうのか。 その人間の葛藤を見せてくれます。 確かに、ゾンビそのものは、注意さえしていれば、それほど怖い存在ではなく、 もし、将来、治療法が開発されるのであれば、ゾンビになった家族も、殺すには、忍びない。という気持ちも分かります。 でも、そんなゾンビ映画、あまり面白くないのでありました。 それにこの映画では、今までのゾンビとは違い、ゾンビに噛まれていない死者も、生き返ってゾンビになるという設定らしい所も、イマイチでした。 ただ、１カ所だけ、おっ？！と驚いたところがあって、そこが、この映画の隠し玉な設定なのでしょうか(^^)。(2012,08,18)