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サニー 永遠の仲間たち |
2011年 韓国 (SUNNY)
青春
<監督>カン・ヒョンチョル
<キャスト>ユ・ホジョン, シム・ウンギョン, ナム・ボラ
<ストーリー>
夫と娘の三人家族で、平穏な毎日を過ごしているナミ(ユ・ホジョン)は、ある日、母親の見舞いに病院に行っった時、高校時代の親友、チュナ(チン・ヒギョン)と再会する。彼女は、末期ガンで、余命2ヶ月だった。彼女の望みで、かつての仲間たちに連絡を取ろうとするが・・・。
<感想>
親友と再会することで、過ぎ去った青春時代を鮮明に思い出す女性を描いた作品です。
笑いあり、涙あり、そして、考えさせられることもあり。
自分の高校時代を思い出しつつ、楽しく見ることができました。
ナミのグループは、全部で、7人。
高校時代と、現代とがリンクして描かれます。
劇場で、予告編を見たとき、どの女優さんも知らない人だったので、「これ、絶対、頭がごちゃごちゃになるな」と思ったのですが、
メインの3〜4人ほどが、個性的で、しっかり認識することが出来たので、それほど、ごちゃごちゃにならずに、見ることができました。
他に、敵対するグループとか、グループから抜けた女の子の話とか、内容も豊富です。
40代の女性って、結婚していれば、子育ても終盤で、ちょっと余裕の出てきた頃でしょうか。
生活も、ほぼ安定して、仕事は目途が立ち、過去を振り返ったり、将来のことを考えたりする時期ですね。
同窓会が頻繁に開かれるようになるのも、この頃からかな。
青春時代って、思い出すと、なんかとても、キラキラしているんですよね〜。
その当時は、結構、自己嫌悪に陥って、ドロドロだったりするけれど、そんな事も、年を重ねてから思い出すと、余裕を持って考えることができて、真剣だった自分が、案外、可愛く思えたりして(^^)。
年を取るということは、肌に張りがなくなったり、シワが増えたり、物忘れをしたり、いいことないように思えるけど、こんなふうに、過去を振り返って、当時の自分を、いとおしく思えることは、1つのメリットなのかもしれません(^^)。
韓国映画らしく、笑いの要素を確実に入れながら、シビアなシーンも、きちんと描かれています。
全体に全てが、都合良く進行するのですが、過去の思い出なんて、そんなものでしょうから、それほど気にもなりません(^^)。
キャストも、適材適所。
知らない女優さんばかりでしたが、面白く見ることができました(^^)。
(2012,11,09)
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