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旅するジーンズと19歳の旅立ち      


2008年 アメリカ アドベンチャー・コメディー・ロマンス   

<監督>サナー・ハムリ
<キャスト>アンバー・タンブリン , アメリカ・フェレーラ , ブレイク・ライヴリー , アレクシス・ブレデル , レイチェル・ティコティン , レイチェル・ニコルズ

<ストーリー>
ティビー(アンバー・タンブリン)、カルメン(アメリカ・フェレーラ)、ブリジット(ブレイク・ライヴリー)、リーナ(アレクシス・ブレデル)の4人は、それぞれ大学に進学して、自分の道を進み始めていた。ばらばらになった彼女たちは、夏休みになっても、一緒に過ごすことも難しく、連絡もとぎれがち。そして、4人4様の悩みや、ロマンスを抱えながら、ジーンズの着回しだけは続いていた・・・。

<感想>
前作「旅するジーンズと16歳の夏」から3年という設定です。
前の作品を見た時から、あのあとは、仲良しの4人も、みんなばらばらになっちゃうのよねと思っていたとおり、19歳の彼女たちは、一回り大人になって、それぞれの道を歩んでいました。

前作同様、4人の生活が、短いペースで、次々と映し出されるのに、混乱することは全くありません。それぞれのキャラがとてもはっきりしていて、分かりやすいのが、この映画のいいところですね。
ただ、ティビーがカツラをしていたり、リーナの妹が出てきたりした時は、あれ?誰だっけ??と、一瞬焦りましたが・・・(^^;。

19歳ともなると、結婚とか妊娠とかの話も出てくるのもリアルな女の子映画としては当たり前。なんだか自分の青春時代も思い出しちゃいましたよ〜〜(^^)。

4人が4人とも、全く違う性格だけど、いい子たちで、一生懸命に生きているのを感じられて、思わず応援しながら見てしまいました。

ただ、残念なのは、ジーンズの不思議な力に関してのシーンがほとんどなくて、ただのジーンズ、ただの青春映画になってしまったところです。大人に近づくにつれて、そういう物を必要としなくなるし、そんな力もなくなってしまうって事でしょうか。寂しいけど、仕方ないんですかね〜〜。

ところで、主演の4人、前作はかなりヒットし、そして、みんな魅力的なのに、その後、誰もブレイクせず、ここに至っているっていうのも、なんだか珍しいです。あまり女優業に意欲的じゃないのかしらん・・・。(2008,08,07)



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