誰のせいでもない          |  
  
2015年 ドイツ・カナダ・フランス・スウェーデン・ノルウェー 
    
  
<監督>ヴィム・ヴェンダース 
<キャスト>
ジェームズ・フランコ	,  シャルロット・ゲンズブール	,  ピーター・ストーメア	,  レイチェル・マクアダムス
  
<ストーリー> 
カナダ、冬。作家のトマス(ジェームズ・フランコ)が雪道を運転中、子供との接触事故を起こしてしまう。その後、彼の人生は移り変わるが、事故のことが彼を苦しめる・・・。
  
<感想> 
静かで淡々と進むが、妙に重いストーリー。 
いかにもヴィム・ヴェンダース監督作品です!(^_^)。
  
雪の日に起こった一つの悲惨な事故が、人々の人生を変えてゆく。 
あの日、あの時、あの一瞬を変えることが出来たなら・・・。 
人は、そんなことを繰り返し思ったりしながら生きていくものなのでしょう。
  
キャストはそれぞれ華がありながらそれを打ち消すような演技でよかったですが、 
一番よかったのは、シャルロット・ゲンズブール。 
悲劇の母親ですが、訳の分からない電話をしたりして、ミステリアスな雰囲気がとても似合っていました。
  
ただ、この邦題には違和感がありました。 
やっぱり、全ては、彼の不注意から始まったことですから、彼が悪いんですよねーー。 
原題は「EVERY THING WILL BE FINE」。全くイメージが違います(^_^;。 
映画やドラマで運転中の会話とかのシーンがあると、いつもドキドキしてしまいます。 
一瞬の不注意で一生後悔することがありませんように・・・(祈)。(2018,09,02)
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