ダージリン急行 |
2007年 アメリカ アドベンチャー・コメディー
<監督>ウェス・アンダーソン
<キャスト>オーウェン・ウィルソン , エイドリアン・ブロディ , ジェイソン・シュワルツマン , アンジェリカ・ヒューストン , ビル・マーレイ , ナタリー・ポートマン , イルファン・カーン
<ストーリー>
疎遠だったフランシス(オーウェン・ウィルソン)、ピーター(エイドリアン・ブロディ)、ジャック(ジェイソン・シュワルツマン)の3兄弟は、バイク事故で重傷を負ったが生還した、フランシスの提案で、インド北西部を走るダージリン急行に乗って旅をすることになった。それぞれの事情を抱えた兄弟は、事ある毎に衝突を繰り返しながら、旅を続ける・・・。
<感想>
どうも苦手なウェス・アンダーソン監督。でも、今回は、キャストに惹かれて、初日(大阪では3月15日)に見て参りました。
今回も、「面白かったか?」と問われると、「まあ、微妙。」って感じなのですが、今まで見た「ザ・ロイヤル・テネンバウムズ」や「ライフ・アクアティック」に比べると、まだましだったでしょうか。少なくと、笑っていい箇所が分かって、ちゃんと笑えましたから(^^)。
それに、家族って、こんなことあるよね〜〜ってことも感じました。
近くにいすぎて、見なくてもいいところ、見たくないところまで見えすぎてしまう。そして、それを気にし出すと、どんどん耐え難くなってくる・・・。
旅行なんかしていると、なおさらこんな事を強く感じてしまいがちで、彼らの旅も、そんな道中でした(^^)。
でも、長男のフランシスが、兄弟に会いたくなった理由もよく分かりました。やっぱりそういうことなんですよね。なんだかんだ言っても、家族ですから。
キャストの3人ですが、それぞれアップにすると、兄弟と言うには、顔の造作が違いすぎるのが見事。あえて、この3人をキャスティングしたのは、監督のジョークかしらと思ってしまうほどです。
でも、顔の作りはともかく、3人とも、いい味を出してました。
オーウェン・ウィルソンが、まさか長男とは思っていませんでしたが、この監督の作品には、常連と言うことで、しきり屋のお兄ちゃんを好演。包帯姿は痛々しかったですが、取るとやっぱり男前やね〜(^^)。(2008,03,15)
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