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ダイアナ     


2013年 イギリス (DIANA)
伝記・ロマンス   

<監督>オリヴァー・ヒルシュビーゲル
<キャスト>ナオミ・ワッツ , ナヴィーン・アンドリュース

<ストーリー>
1995年。英国皇太子妃ダイアナ(ナオミ・ワッツ)は、チャールズ皇太子と別居中で、王子たちとも引き離されて暮らしていた。そんなある日、訪れた病院で、心臓外科医のハスナット・カーン(ナヴィーン・アンドリュース)と出会い、その自然な態度に惹かれてゆく…。

<感想>
ダイアナ妃が夫と別居してから亡くなるまでの、彼女の生活と葛藤を描いた映画です。

結婚当初からの偽りの生活や、窮屈な王室での生活の中でも、彼女は勇気を持って自分の信念と愛情を貫き通したのは偉いなぁと思いますが、でも、やっぱり、一番に感じるのは、かわいそうな人生だった・・・という思いです。

ストーリーの中心は、別居中に出会った一人の医師とのロマンス。
事故の時に一緒にいて、死亡した人のことかと思ったら、その人とは、違う人とのロマンスが、彼女には、あったんですね。
彼女にとって、もしかすると、初めての、心ときめく本当の”愛”だったのかもしれません。
でも、やっぱり、彼女の立場は、一般女性とは、違いすぎるわけで、そんな面倒な恋は、相手がだんだんと、退いていってしまう気持ちも分かります。
やっぱりどこまでも、かわいそうな女性です(T_T)。

主演のナオミ・ワッツは、最初予告編で見たときは、髪型や、メイクをダイアナに似せても、やっぱり、どこまでいってもナオミ・ワッツは、ナオミ・ワッツだなという感じ・・・まあ、当たり前ですが(^▽^)・・・でした。
でも、本編では、仕草、しゃべり方なども、ダイアナをよく研究しているのがわかり、生前のダイアナを彷彿させるシーンも、数多くあり、当初思っていた以上の好演でした。
ハスナット役のナヴィーン・アンドリュースは、ドラマ「LOST」に出演していた彼で、案外いろいろな映画に出演しているんですね。
ただ、私は、彼のこと、上映中ずっとクライヴ・オーウェンだと思っていたので、我ながら、やれやれなのですが・・・・( ̄。 ̄;)。(2013,10,22))



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