ドミノ          |  
  
2005年 アメリカ・フランス アクション・犯罪・スリラー    
  
<監督>トニー・スコット 
<キャスト>キーラ・ナイトレイ ,   ミッキー・ローク ,   ルーシー・リュー ,   クリストファー・ウォーケン ,   ミーナ・スヴァーリ ,   ジャクリーン・ビセット  ,   モニーク 
  
<ストーリー> 
ハリウッド・スターのローレンス・ハーヴェイの娘、ドミノ(キーラ・ナイトレイ)は、父が亡くなった後、その美しさからモデルとしても成功するが、そんな生活に飽きたらず、賞金稼ぎとしての自分の生き場所を見つける。しかし、ある事件に巻き込まれて、命を狙われることになる・・・。
  
<感想> 
この映画で描かれたドミノ・ハーヴェイは、実在する人物だということに、まず驚かされます。何不自由なく生活できたのに、そんな生活に収まりきれなかった彼女は、荒くれ男に似合うような仕事、賞金稼ぎへと転身するのでした。 
この賞金稼ぎ=バウンティ・ハンターという仕事が、私には、よく分からなかったのですが、この仕事の講習会まであるのですから、れっきとした正規の仕事なのでしょうねぇ。まあ、この講習会自体も、なにやら胡散臭いものだったのですが・・・(^^;。
  
映画は、血だらけのドミノが、FBIの尋問を受けるところから始まります。彼女が、どうして、こういう状況に陥ったのかが、彼女の口から語られるわけですが、時間的に逆行したりするので、わかりにくいんですよねーーー(^^;。さらに、二つの話が同時進行で、絡み合うのですから、出てくる人間も多いし、理解するのが一苦労でした。 
最後には、どういうことだったのかは、納得できるのですが、途中は、れれっ??という感じです(^^;。
  
途中も、ラストもアクションは派手でしたが、私が一番忘れられないのは、”腕”ですねぇ。笑い話のような間違いですが、ご本人は、お気の毒。出血多量で死んじゃうってこともあるでしょうしねぇ、笑い話じゃすみません・・・(^^;。
  
主演は、キーラ・ナイトレイ。熱演でしたが、細身なので、こんな仕事が好きな、タフな女性には見えませんでした。でも、綺麗なので、魅せられます。 
他の出演者も、意外と豪華です。中でも、ミッキー・ロークは、年齢にあった顔になっていて、この役がとても似合っていました。それにしても、若い頃の顔を知っているので、まるであの頃とは、別人ですねーーー。人の顔って、こんなに変わるものなんですね(^^;。
  
モデルになったドミノ・ハーヴェイは、この映画の公開に、時を合わすようにして、不慮の死を遂げてしまいました。まだ35歳でした。合掌。(2007,11,01)
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