シネマチェックトップページ50音別indexタ行index 


大将キム・チャンス     


2017年 韓国 
アクション
   

<監督>イ・ウォンテ
<キャスト> チョ・ジヌン, ソン・スンホン, チョン・マンシク

<ストーリー>
1895年、キム・チャンス(チョ・ジヌン)は、王妃暗殺の犯人とされる日本人を殺害し逮捕される。死刑宣告を受けたチャンスだが、同じ収容所の収容者たちが、読み書きをほとんど出来ず、それ故に、無実の罪で投獄されていることを知る・・・。

<感想>
国母ミョンソン(明成)皇后を暗殺したという日本人を殺して逮捕されたキム・チャンスの若き日の物語です。

といっても、”王妃暗殺”自体知らない私は、その説明があると思っていたのに、すぐに彼が逮捕されてからの話になってしまったので、その点、分からないことだらけでした。
果たして、暗殺の犯人が、本当にその日本人だったのかもきちんとした説明がありませんでした。
まあ、そこはドラマなのでいいのですが。

メインは、彼が収監された監獄での話でした。
日本併合以前の話ですが、やはり悪役は日本人。
とはいえ、監獄の看守や所長は、朝鮮同胞です。
しかし、そこでの虐待がひどかったです。
孤高の彼は、収監されている人間からも同じように虐げられていたのですが、
その後、彼は、皆から尊敬されるようになるのでした。
なんか、吉田松陰っぽい話でした。

主演は、先週に続いて。チョ・ジヌン。
いろいろな役を演じる彼は、素晴らしいです。(2025,07,14)






シネマチェックトップへ