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大統領の料理人 |
2012年 フランス (LES SAVEURS DU PALAIS)
伝記・コメディー
<監督>クリスチャン・ヴァンサン
<キャスト>カトリーヌ・フロ , ジャン・ドルメッソン
<ストーリー>
フランスの南極基地を取材に来たクルーは、そこで働く料理人が女性で、しかも、元フランス大統領の料理人だったことに驚き、彼女のインタビューを取ろうとするが・・・。
<感想>
フランスの官邸、エリゼ宮でミッテラン大統領のプライベートシェフだった女性の真実の物語です。
2期目に入ったミッテラン大統領は、それまでの慣習を破り、プライベートシェフを雇うことにする。
そのシェフに選ばれたのが、この映画の主人公で、彼女は、フランスの片田舎の女性料理人だったのです。
映画の中では、ミッテラン大統領の料理好きが語られ、彼女との料理談義が、ほのぼのと描かれています。
出てくる料理は、まあ、いかにも、グルメの国フランスの最高権力者のための料理って感じで、素材からして豪華です。
私には、これらが、とても贅沢で、豪華な料理に見えたのですが、実は、フランスでは、素朴な田舎料理ということなんですね(^_^)。
食材は、フォアグラ、トリュフ、牡蠣、そして、それに、濃厚なソース!!
やはり、この料理を毎日食べていたら、体には、よくなさそうだなぁと、思うことしきりでした。
そういう意味では、和食は、やっぱり、バランスの取れた健康食、長寿食ですね。
食いしん坊の私は、どの料理も食べたいと思いましたが、いつか頑張ったら食べられるかもしれないような気がしたのは、夜食として出てきた、トーストの上に隙間なく、薄切りのトリュフを並べた軽食?!です。
トリュフのおいしさとかは、まだ分からないのですが、世界三大珍味の一つと言われ、高級食材なので、きっとおいしいのでしょう!?
映画のモデルになったダニエル・デルプシュさんは、フランス郷土料理の学校設立、レストラン経営の後、2年間エリゼ宮でシェフを勤め、その後南極大陸で料理人、そして、ニュージーーランドでトリュフの栽培などもされているそうで、とても精力的な方のようです。すごい!(2015,04,29)
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