ダーク・シャドウ          |  
  
2012年 アメリカ (DARK SHADOWS) 
コメディー・ファンタジー    
  
<監督>ティム・バートン 
<キャスト>ジョニー・デップ,  ミシェル・ファイファー,  ヘレナ・ボナム=カーター,  エヴァ・グリーン,  ジャッキー・アール・ヘイリー,  ジョニー・リー・ミラー,  クロエ・グレース・モレッツ,  クリストファー・リー
  
<ストーリー> 
名家に生まれたバーナバス・コリンズ(ジョニー・デップ)だが、彼を呪う魔女(エヴァ・グリーン)によって、ヴァンパイアにされた上、200年間、鉄の棺桶に入れられ、地中深く埋められていた。しかし、1972年、墓から出てきた彼は、懐かしいコリンウッドの屋敷へと向かうが・・・。
  
<感想> 
ジョニー・デップが、子どもの頃に大好きだったというTVドラマを、ティム・バートン監督と共に映画化した作品です。 
オリジナルのドラマは、日本では、放送されなかったそうなので、先入観なく見ることができるのが、吉と出るか、凶と出るのか?楽しみでもあり、ちょっと不安でもありました。
  
200年ぶりに蘇ったヴァンパイアが、時代の変化についていけずに起こすいろいろな騒動を、ジョニー・デップが、コミカルに演じていて、楽しいです。
  
ヴァンパイアでも、やっぱり、時代の流れには、戸惑っちゃうわけです。 
そういえば、「インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア」でも、死ぬことのない彼らは、時代に合わせて、生活習慣を、変化させてました。 
まあ、いつまでも、黒いマントをたなびかせていたら、一目で、怪しいこと、丸わかりですもんね(^^)。
  
そんなわけで、200年を一気に飛び越えてしまったバーナバスには、戸惑うことばかり。 
ここら辺の小技(こわざ)演技は、ジョニー・デップの真骨頂かな。 
ぷぷっと、笑わせてくれました。
  
そして、因縁の魔女との対決では、 
中盤の激しいsexシーンも、面白かったけど、終盤の本気モードの対決も、すごかった。 
エヴァ・グリーン、すごい!熱演! 
あまりこの女優さん、好きじゃなかったけど、今回とっても良かったです(^^)。
  
そして、思っていた以上に、出演シーンの多かったクロエ・グレース・モレッツは、意味分からん変身もあったけど、彼女に合った役柄で、とてもよかったです。 
彼女、素直な役より、こんな風に、ちょっとひねくれた役が、よく似合いますね(^^)。
  
オリジナルのTVドラマを知らない私には、コリンズ家の末裔の不可解さとかに、ちょっと不消化な部分もあった映画でしたが、まあ、普通に、面白かったです。(2012,05,24)
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