東京島          |  
  
2010年 日本 
サスペンス     
  
<監督>篠崎誠 
<キャスト>木村多江 ,   窪塚洋介 ,   柄本佑 ,   木村了 ,   鶴見辰吾 ,  染谷将太 
  
<ストーリー> 
夫婦でクルージングを楽しんでいた隆(鶴見辰吾)と清子(木村多江)だったが、遭難して、無人島に漂着した。島から逃げることも、助けが来ることもない生活の中で、ある日、16人の若い男たちが流れ着く。ただ一人の”女”の清子は、女王のように振る舞うのだった・・・。
  
<感想> 
無人島でのジェットコースター人生。 
清子の無人島での生活は、まさにそんな感じです。
  
しかし、常に、困難な状況を自分にとって有利に変えてしまう、その気持ちの切り替えと、強さは、 
なんだかうらやましい限りですね〜〜。
  
しかも、これが、実話を元にして書かれた原作(「東京島」桐野夏生)の映画化なんだから、本当に、事実は小説より・・・ですね。 
実際にこの事件?が起きたのは、1944年。 
やっぱり、いつの時代も、女性は、強い!ってことですかね(^^)。
  
話は、現代に置き換えられているので、 
今の草食男子にぴったりの構図となっているのが、また面白いところ。
  
中国人たちが来たことによって、生活能力の違いが鮮明になって、また、おもしろさが増しました。
  
主演の木村多江は、すっぴんメイク?でも美しく、よく演じていると思いましたが、 
キャスティングを聞いたときの違和感は、本編を見ても、残ってしまいました。 
彼女のように、細くて弱々しくて、43歳に見えない女優さんじゃなくて、 
もっと、不細工?!で、厚かましい雰囲気の女優さん(あ、ワイルドなって事ね(^^))の方が、もっとリアルに面白かったかな〜〜。って思いました。 
でも、それでは、映画として、ビジュアル的に辛いかな(^^)。
  
主演女優だけではなく、映画的にも、ちょっときれい事過ぎて、退屈してしまったときも・・・(^^;。 
メリハリをつけて、もっと大胆に描いてほしかったなぁ。
  
それでも映画を見た後は、豚肉の塊!が食べたくなって、スーパーに直行しました(^^)。(2010,09,01)
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