ダウンサイズ　　　　　　 ２０１７年　アメリカ　（DOWNSIZING） SF　　　 ＜監督＞アレクサンダー・ペイン ＜キャスト＞ マット・デイモン , クリストフ・ヴァルツ , ローラ・ダーン , クリステン・ウィグ ＜ストーリー＞ マイホームの夢を、なかなか叶えられないサフラネック夫妻（マット・デイモン、クリステン・ウィグ）は、知人が身体のサイズを１／１４に縮小するダウンサイズ化したことを知り、自分たちもその検討を始める・・・･。 ＜感想＞ 身体のサイズが普通の人と、１／１４の人とが共存する世界って、どんな感じでしょう。 もちろん、小さい人たちは、小さいサイズの人専用のコミュニティで生活するのですが、元のサイズの人と交流も出来る。 また、小さいサイズになることによって、住む場所も、食べ物も少なくて済むので、相対的に持っているお金の価値が大きくなり、大金持ちに・・・。 いいことずくめのようですが、実際はそんなこともないようでした。 そんな夢のような世界にも、格差があったり、貧困があったり。なんだかなぁって感じです。 映画自体も、前半のSFチックなワクワク感が、次第に後退して、面倒くさい雰囲気に変わっていきました。 結局これが人間ってことで、たとえサイズが変わろうが何しようが、基本的なことは変わらないってことですかね。 主人公役のマット・デイモンは、色々な目に合って大変なのですが、でも、彼が登場すると、なんだか安心します。いい人だわね(^▽^)。(2019,09,22)