隣のリッチマン |
2004年 アメリカ コメディー
<監督>バリー・レヴィンソン
<キャスト>ベン・スティラー , ジャック・ブラック , レイチェル・ワイズ , クリストファー・ウォーケン , エイミー・ポーラー
<ストーリー>
向かいに住むティム(ベン・スティラー)とニック(ジャック・ブラック)は、同じ工場に勤める大の親友同士。ある日、ニックは、ペットのフンを消してしまうスプレーのアイディアを思いつく。ティムは、そのアイディアには見向きもしなかったのだが、なんとそれは、商品開発されて、大ヒット。ニックは、一躍大富豪になってしまう。大金持ちになったニックにティムは嫉妬心が芽生えるのだった・・・。
<感想>
アメリカでの公開中から、期待していた映画ですが、なんと、日本未公開でした(T_T)。発明した物が物だけに嫌われたのか、やっぱりベンの知名度が低いせいなのか・・・?
仲良くしていた友人が、大成功を収めたら、そして、それを毎日目の当たりにしなければならなかったら。やっぱりやりきれないですよね。嫉妬心を起こすなと言われても、それは無理というもの。しかも、わずかばかりの出資をためらったばかりに、そうなってしまったのなら、なおさらです。
でも、この映画では、人をうらやむな、嫉妬をするなと謳っています。英題もそのものずばりenvy=嫉妬です。
とはいえ、キャストがベン・スティラーと、ジャック・ブラックですから、とってもおばかなコメディーです。
大金持ちになったジャック・ブラックの、お金の使い方の凄いこと!これは思わず笑ってしまいます。いわゆる成金趣味って言うんでしょうね〜。でも、急に、こんなにお金持ちになったら、今まで欲しくて我慢していたことを全て叶えてしまおうという彼の心理、よ〜〜く分かるのは、貧乏人の性でしょうか(^^)。
ストーリーはまあ、そこそこですが、扱う物が物だけに、映画で何度もそれを見せられることに苦痛を感じる方もいるかもしれません。最初、私も、うぉっ!!!と思いました(^^)。まあでも、ベンと、ジャックだからね〜、このぐらいのことはアリでしょう(^^)。
それよりも、ベンの普通の人っぽいコメディーがよかったです。「ドッジボール」なんかより、日本人ウケするのではないかしら。
でも、本人は、「ドッジボール」の方が好きそうだけど(^^)。
ベンの奥さん役が、レイチェル・ワイズだったので、びっくりしました。彼女って今やオスカー女優だけど、いろんな役にチャレンジしてくれるので、大好きです(^^)。(2006,11,02)
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