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散り椿      


2018年 日本
時代劇   

<監督>木村大作
<キャスト> 岡田准一 , 西島秀俊 , 黒木華 , 池松壮亮 , 麻生久美子 , 緒形直人 , 新井浩文 , 柳楽優弥 , 石橋蓮司 , 奥田瑛二

<ストーリー>
享保15年。藩の不正を糺そうとした瓜生新兵衛(岡田准一)は、逆に藩から放逐され、それから8年。妻・篠(麻生久美子)が亡くなったことで、再び藩に戻った彼は、妻との約束を果たそうとするが・・・。

<感想>
名カメラマン木村大作の監督第3作目の作品です。

汚名を着せられた新兵衛は、妻の死により、再び、藩に戻るが・・・。

映画の紹介で言われていたように、殺陣の迫力が凄かったです。
早いし、近い!(゚o゚;。
さぞや撮影は大変だったのではないでしょうか。
主演の岡田准一が考案したというしゃがみ込んでの殺陣も、なかなかよかったです。

それに、さすが名カメラマンだけあって、映像は、素晴らしいです。
雨のシーンが多かったですが、その雨も、その降り方によって、雰囲気がずいぶん違いました。
一番土砂降りのシーンでは、人の姿がぼんやりとしか見えず、シルエットのようでした(^_^)。

ただ、ストーリー的に、見ていて、首をかしげるようなところが多々あり、その辺りが、納得ゆきませんでした。
人間関係は複雑で、しかも、その時の状況も、口で語られるだけなので、話についていくのに必死(^_^;。
新兵衛・采女・篠の関係も、わざとややこしくしてあるようで、モヤモヤしました。
新兵衛と采女の真剣勝負もあっけなく終わるし、
終盤の起請文の部分でも、あれっ?!と思うところがあったり、その他にもいろいろと、なんだかすっきりしないところの多い作品でした。

主演の岡田准一は、殺陣がきまっていてかっこよかったです。
いろいろなスポーツをこなす彼だからこそですかね(^▽^)。(2018,10,13)






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