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ニューヨーク 眺めのいい部屋売ります           |  
  
2014年 アメリカ (5 FLIGHTS UP) 
    
  
<監督>リチャード・ロンクレイン 
<キャスト>
モーガン・フリーマン	,  ダイアン・キートン	,  ミリアム・ショア	
  
<ストーリー> 
採光のいい部屋で暮らすアレックス(モーガン・フリーマン)とルース(ダイアン・キートン)は、40年住んできたその部屋を気に入っていたが、部屋が5階にもかかわらず、エレベーターがなく、日々の暮らしに支障を来しはじめていた・・・。
  
<感想> 
新婚当初から40年住み続けてきたアパートの部屋を、売りに出そうと決心した、老夫婦の物語です。 
お年寄り映画大好き!!(^▽^)。
  
アメリカの住宅事情はよく知りませんが、やはり、都会に住むということは、便利だけれど、多少の不自由さもあるのは、どこの国でも一緒ですね。 
この映画の主人公たちのアパートは、採光抜群、眺めもいいし、思い出もあるし、理想的な部屋ではあるものの、エレベーターがないことが、唯一最大の欠点なのでした。 
なにしろ、彼らが住むのは、5階! 
40年も住んでいたと言うことは、少なくともこの夫婦、60歳以上でしょう。 
そんな彼らにとって、日々5階分の階段を上り降りするのは、どんなにきついことか、簡単に想像出来ます。
  
そこで、部屋を売って、新しい家を調達しようとするわけです。 
田舎暮らしをするのかと思ったら、やはり、都会からは離れがたく・・・。 
アメリカのアパートの相場って、相当お高いのでびっくりしました。 
築40年以上でエレベーターなしで90万ドル前後!すごい資産です。
  
そんなこんなで、部屋を売って、新しい部屋を買う。その大騒動がメインとなり、そこに、若い頃の思い出話や、犬の病気、はたまたテロ事件まで加わって、大賑わいのおしゃれな物語になっていました。 
部屋を売るための”内覧会”っていうのも、面白いですね〜。そして、値段の決め方もスリリングでした。
  
映画はセリフが多めで、ウディ・アレン風でしたが、登場人物が限られていて、しかも名優が演じているので安心して見ていられました。(2017,10,14)
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