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ニューヨーク東8番街の奇跡      


1987年 アメリカ ファミリー・ファンタジー・SF・コメディー

<監督>マシュー・ロビンス
<キャスト>ジェシカ・タンディ , ヒューム・クローニン , エリザベス・ペーニャ

<ストーリー>
古いビルが壊されて、新しい町が作られつつあるニューヨーク8番街で、ただ1件残った古いアパート。地上げ屋に立ち退きを迫られるその住人たちは、窮地に立たされていた。そんなある晩、そのビルでカフェを営む老夫婦(ジェシカ・タンディ、ヒューム・クローニン)が、小さな円盤を目撃する。彼らは、地上げ屋の嫌がらせで、壊された家具をあっという間に修復してくれていた・・・。

<感想>
クリスマス映画かと思って見ましたが、違いましたねぇ(^^)。でも、題名通り、素敵な奇跡を見せてくれるので、クリスマスの雰囲気にも合っているかも(^^)。
古い映画で、むか〜し、見たような気もするのですが、今回見てみて、今見ても、十分楽しめる映画だと再認識しました。
かわいらしい円盤が出てくるファンタジーなので、シリアスな映画だと思って見ると、ちょっとびっくりしますが、今でも考えさせられるような、老人問題、親子間の問題、そして、地上げの問題などもはらんだ、ほのぼの映画ですので、思わず引き込まれ、そして、ウルッときてしまいました。

主演は、ジェシカ・タンディと、ヒューム・クローニンの、夫婦であり、名コンビであるお二人。ジェシカは、ちょっとぼけてしまった奥さんを演じているので、とても老けた感じで、びっくり。まあ、この時、78歳なので、年相応なのかもしれませんが、「ドライビング Miss デイジー」のシャキッとした老婦人役が記憶に残っているので、ちょっと驚いてしまいました。

あと、もう一つの主役が、小さな円盤家族。あり合わせの材料で、器用に、いろいろな物を作ってしまったり、つぶらな瞳で、感情を表したり、円盤なのに、なぜか出産シーンまであるという、すごさです(^^)。製作総指揮が、スティーヴン・スピルバーグなので、なるほど〜って、気もしました(^^)。

見た後で、心がほっこりと暖かくなる映画なので、これからも、何回も見たい映画です(^^)。(2007,12,23)



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