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ナチュラル・ボーン・キラーズ      


1994年 アメリカ(NATURAL BORN KILLERS)
アクション・犯罪・ロマンス・スリラー

<監督>オリヴァー・ストーン
<キャスト>ウディ・ハレルソン , ジュリエット・ルイス , ロバート・ダウニー・Jr , トミー・リー・ジョーンズ , トム・サイズモア , バルサザール・ゲティ , ポール・ディロン , デニス・リアリー , レイチェル・ティコティン , アシュレイ・ジャッド

<ストーリー>
殺人を繰り返しながら、ルート666を疾走するミッキー&マロリー・ノックス(ウディ・ハレルソン、ジュリエット・ルイス)は、いつしか、若者のヒーローとなっていく。逮捕された後も、マスコミは、彼らを追い続け、とうとう、監獄の中から、生中継のインタビューをすることになる・・・。

<感想>
題名だけは知っていて、ずっと見たいと思っていた映画です。
やっと今回、見られたのですが、こんな派手な内容だとは、知らなかったので、見てびっくり(^^)。

しかも、監督がオリバー・ストーン!と、またまたびっくりだったのですが、
原案が、クエンティン・タランティーノと聞いて、納得です。
でも、タラちゃんは、この映画の仕上がりには激怒したとか?!
彼が、直接映画に関わっていたら、きっと、もっとすごいことになっていたことでしょうねぇ(^^)。

内容は、まるで「俺たちに明日はない」のような、凶悪犯の逃亡劇です。

彼らは、52人も人を殺して、しかも、襲った人間の一人は、目撃者として生かしておくという、確信犯。

そんな彼らが、マスコミに追われ、極悪犯ながら、いつしか、スターになってしまうところは、皮肉でありながら、情報化(TVマスコミ)時代には、ありがちなことかもしれないなぁと思いました。

この映画で、目の覚めるようなセクシーな存在であるジュリエット・ルイス。
彼女は、かつて、レオ(レオナルド・ディカプリオ)との共演が多くて、私にとっては、とてもなじみのある女優さん。
でも、そんなに”美人”ではないんです。
どっちかというと、”変な顔”で、いつも何故かじっと見とれてしまいます。
なのに、この映画の彼女の色っぽさはどうでしょう。
冒頭のデュークボックスに合わせて踊るダンスもそうだし、彼女の一挙手一投足すべてがセクシーでした。
レオ映画で言うと、「ギルバート・グレイプ」と、「バスケットボール・ダイアリーズ」の間に存在する映画。なかなか興味深いです(^^)。

共演も豪華です。
トミー・リー・ジョーンズとロバート・ダウニー・JRですからね〜〜。楽しいです。
しかも、15年前の映画なので、みんな若い!!(^^)。

ラストは、すさまじいことになってゆくので、彼ら一人一人の結末にも注目です。 (2010,11,28)






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