日日是好日           |  
  
2018年 日本 
      
  
<監督>大森立嗣  
<キャスト>黒木華,  樹木希林,  多部未華子,  鶴見辰吾
  
<ストーリー> 
20才の大学生典子(黒木華)は、従姉妹の美智子(多部未華子)と共に、母親(郡山冬果)の知り合いの武田先生(樹木希林)に、お茶を習うことになった。初日、お茶の作法に戸惑う二人だったが・・・。
  
<感想> 
題名は、「にちにちこれこうじつ」と読むそうです。 
これは、主人公の典子たちが通う茶道の先生の家に掲げられていた書に書かれていた言葉で、禅語のひとつだそうです。 
なかなかに、意味深いもののようです。
  
茶道はたしなみませんので、まるでお茶を自分が習うかのような気持ちで見始めました。 
でも、まず第1日目から挫折しそう(^_^;。 
ふくさ一枚でも、その扱い方は、なかなか難しそうで、家で練習しなければ・・・と思ったり(笑)。 
それだけでなく、一つ一つの所作が全てにおいて難しそう。これは大変だ(^_^;。
  
でも、時と共に繰り返してゆくと、先生の言うとおり、頭で覚えるのではなく、身体で覚えていくんだなと感じるようになりました。 
綺麗な所作は、見ているだけでも、背中がシャンとなるようで、美しくすがすがしいです。 
ザ・日本って感じで、なかなかいいです。
  
映画としては、茶道がメインで、そこに典子の成長物語が描かれます。 
ストーリー的な面白さはあまりないですが、何しろ茶道が圧倒的に存在感があって、見てよかったなと思いました。 
私も機会があれば茶道を習いたいと思いましたが、典子のように、わびさびを感じる所まで行き着けるかは自信ないです(^_^;。(2021,02,27)
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