庭から昇ったロケット雲 |
2007年 アメリカ アドベンチャー
<監督>マイケル・ポーリッシュ
<キャスト>ビリー・ボブ・ソーントン , ヴァージニア・マドセン , ティム・ブレイク・ネルソン , ブルース・ウィリス , マックス・シエリオット, ブルース・ダーン , J・K・シモンズ
<ストーリー>
チャーリー・ファーマー(ビリー・ボブ・ソーントン)の夢は、宇宙飛行士になること。しかし、父の急死で、実家の農場を継がなければならなくなった。夢を諦めきれない彼は、自分で作ったロケットで宇宙へ飛び立とうと、着々と計画を実行していった。しかし、燃料を手に入れようとしたことから、FBIにその計画が知れ、さらには、マスコミまで押しかけてくる・・・。
<感想>
あり得ない話なのですが、楽しい映画でした。
なにがあり得ないかって、だって、自分の庭に宇宙ロケットを作ってしまうのですから!(^^)。
いくら自分の夢を叶えたくても、そんなこと、普通、考えないでしょう?!
だから、彼、チャーリー・ファーマーの、宇宙への夢を、町のみんなが知っているのに、本当は、誰一人として、信じていないんです。本人は、とっても、真剣なのに(^^)。
でも、家族は、当然、彼の真剣さを知っています。でも、みんな長閑(のどか)というか、愛情深いというか、そんな途方もない夢に一生懸命なお父さんが大好き!奥さんも、ニコニコと、応援しています。これが、彼女の偉いところですね〜。私だったら、こうはいきません(^^)。
その後、FBIや、マスコミ、資金問題など、いろいろとチャーリーに、困難が降りかかるのですが、さてさて、彼は、本当に宇宙に飛び立てるのでしょうか〜〜??(^^)。
主演は、カメレオン俳優ビリー・ボブ・ソーントン。今回の彼は、途方もない夢を持った、いつまでも少年のよう男です。こういうスッキリした役も、きちんと演じてしまうところはさすがです。
優しくて、愛情いっぱいの奥さん役は、ヴァージニア・マドセン。ぴったりでした。
そして、3人の子供達も、それぞれ可愛く、しっかりしていて、適役。
いつまでも夢を追いかける男というと、「世界最速のインディアン」を思い出しますが、あちらは、実話。こちらはさすがにファンタジーですね〜〜。
でも、明るくて、愛情溢れる家族の様子が微笑ましくて、映画館を楽しい気分で出ることが出来ました。
ある役で、ブルース・ウィリスが出てきますが、この配役、茶目っ気があって、思わずニヤリとしてしまいますよ。(2008,07,09)
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