フォー・ブラザーズ 狼たちの誓い          |  
  
2005年 アメリカ アクション・犯罪・ミステリー・スリラー   
  
<監督>ジョン・シングルトン 
<キャスト>マーク・ウォールバーグ ,   ソフィア・ヴェルガラ  ,   フィオヌラ・フラナガン  ,   キウェテル・イジョフォー  ,  テレンス・ハワード ,  タラジ・P・ヘンソン	
  
<ストーリー> 
不良少年だった自分たちを育ててくれた義母、エブリンが、何者かに殺された。葬式に集まった4人の兄弟が、真相を突き止め、復讐に立ち上がる・・・。
  
<感想> 
最初のシーンがいいですね。 
万引きをしたらしい少年を老婦人が叱り、諭しているシーンです。 
こういう大人がいれば、少しは、少年を転落から救う手助けになることでしょう。 
そんな彼女、エブリンが、手をさしのべて全うに育て上げた4人の青年が、彼女を殺した男たちに復讐をする話です。 
オリジナルはジョン・ウエイン主演「エルダー兄弟」という西部劇で、これを現代に舞台を移してリメイクした作品なのですが、現代の話にするには、少々荒っぽすぎる気がしました。 
だって、街中で銃撃戦ですよ〜〜。それなのに、ちっとも、警察もやってこないし。それに何より、心優しく、そしてしつけに厳しいエブリンに育てられた彼らが、復讐と称して簡単に、平然と殺人を犯すわけです。 
草葉の陰からエブリンは、さぞ悲しんでいるのではないでしょうかねぇ。 
やはりこういう話は、西部の無法地帯でこそ許される話で、現代では、ダメでしょう。あれで、メデタシメデタシとは、どういうことでしょう・・・(^^;。 
アメリカで公開されたときは、長い間ベスト10に入っていたように記憶しますが、あちらでは、やはり、こういう荒っぽい映画がウケるんでしょうか。
  
主演は、マーク・ウォールバーグ。彼も、若い頃は、相当のワルだったので、こういう役は、怖いぐらいにはまります・・・(^^;。(2007,07,09)
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