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バブルへGO!! タイムマシンはドラム式      


2006年 日本 コメディー・SF   

<監督>馬場康夫
<キャスト>阿部寛 , 広末涼子 , 八木亜希子 , 伊武雅刀 , 薬師丸ひろ子 , 吹石一恵 , 劇団ひとり

<ストーリー>
2007年、日本。景気の回復は、思うに任せず、低迷が続く日本経済。そんな日本を救うため、ある計画が着々と進行していた。それは、財務省に勤める下川路功(阿部寛)が計画した、タイムマシンで過去に行き、バブル崩壊を止めるというプロジェクトだった。その計画に参加していたタイムマシンの開発者、田中真理子(薬師丸ひろ子)がタイムスリップ先で行方不明になってしまい、その娘、真弓(広末涼子)が、母親を救いに行くことになるが・・・。

<感想>
見るのを楽しみにしていた映画です。
そして、期待通りの面白さでした。

見るまでは、バブルそのものを止めるためにタイムマシンに乗り込むのかと思っていたのですが、実は、バブル崩壊を止めるためだったんですね〜。果たしてバブル崩壊を止めたら、日本はどうなっていたのか・・・。それは、ラストのお楽しみ(^^)。

ラストを迎えるまでの、この映画のお楽しみは、なんといっても、バブル期絶頂期が再現されたことでしょう。
あぁ、こんなこともあったんだとか、こんなものが流行っていたんだとか、まさかこんなことまで?!ということもありました。
今見ると、ボディコンにあの化粧。みんな同じ格好してたんですねーーー、なんだか怖ろしいわーーー(^^;。
船上パーティーの賞金が200万円だって?!うっそ〜〜!私も行きたいわ〜〜(^^)。
そして、映画の宣伝で、何回も見たように、タレントさんや、スポーツ選手、そして女子アナまで、当時の格好で登場!やっぱりこのシーンも楽しかったです。みんなあの頃、一生懸命だったのね(^^)。
最後に出てきた料亭のシーン。あのセットは、製作に2ヶ月もかかったという超豪華セット。でも、最後には、ボロボロでしたねーーー(^^)。

でも、本当にバブルがはじけなかったとしたら、どうなっていたんでしょう。あのお祭りのような毎日が続いていたのかしらん??それはそれで、楽しそうだけど、まあ、確実に、環境破壊は、今以上に進んでいたでしょうねぇ。

あの狂乱の時代に突然放り込まれた広末の驚きの演技が、なかなかかわいくて、よかったです。元々、私、この人、結構好きだったりします。「WASABI」も、好きですよ〜(^^)。(2008,01,12)



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