バッド・エデュケーション |
2004年 スペイン スリラー
<監督>ペドロ・アルモドバル
<キャスト>ガエル・ガルシア・ベルナル , フェレ・マルティネス , ダニエル・ヒメネス・カチョ , ルイス・オマール
<ストーリー>
映画監督、エンリケ(フェレ・マルティネス)の元に、神学校での同級生、イグナシオ(≠ガエル・ガルシア・ベルナル)が自作の脚本を手に訪ねてきた。エンリケは、イグナシオの変貌ぶりに驚くが、自分たちの少年時代を描いた脚本が、すばらしい出来であることが分かり、イグナシオと再び会うことにするが・・・。
<感想>
監督の半自伝的作品だそうです。なかなかショッキングな内容でありました。
かつての親友が持ち込んだ自分たちの少年時代を描いた脚本。それを元にした物語なので、現代と、過去と、劇中劇とが入り乱れて描かれています。見ているときは分かった気でいましたが、見終わってから、あのシーンは、どういう事?と、ちょっと分からなくなって、もう1度見直したりしました。
ガエルファンなので、久々に、ガエルの濃い演技を見て、ドキドキしましたが、まさしく、いろいろと魅せてくれました(^^)。
予告編を見たときは、そんなに思わなかったのですが、ガエルの女装が、すごく綺麗で驚きました。元々美形の彼ですが、カメラの角度なども、工夫して撮られているのでしょう、思った以上の美女でした(^^)。
劇中での会話にもあったように、大幅にダイエットした成果なのでしょうね〜〜。
それにしても、ストーリーは、すごい内容です。半自伝的というからには、全てが事実ではないのでしょうけれど、小さい頃の性的虐待も、成長してからのイグナシオも、フアンも、すべてがなんとも悲しい話です。
この話を描く事ができて、監督は、一区切り付いたのではないかしら。(2006,06,23)
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