ビヨンドtheシー 〜夢見るように歌えば〜          |  
  
2004年 アメリカ・ドイツ・イギリス 伝記・音楽・ミュージカル    
  
<監督>ケヴィン・スペイシー  
<キャスト>ケヴィン・スペイシー  ,   ケイト・ボスワース  ,   ジョン・グッドマン  ,   ボブ・ホスキンス  ,   ブレンダ・ブレシン  
  
<ストーリー> 
幼い頃から病弱で、15歳までしか生きられないと診断されていた少年ボビー(ケヴィン・スペイシー)。そんな彼を元気づけるため、元歌手だった母ポリー(ブレンダ・ブレシン)は、彼に、ピアノと歌を教える。ボビーは、順調に成長し、歌手としてプロの舞台を踏み、大成功する。その後、映画に出演して、女優、サンドラ・ディー(ケイト・ボスワース)と出会い、結婚する・・・。
  
<感想> 
ボビー・ダーリンを知っていますか?フランク・シナトラを越えるスターを夢見て、1950年代後半から70年代にかけて活躍した天才シンガーです。 
そして、彼を描いたこの映画は、構想から10年以上費やされた、ケヴィン・スペイシー、入魂の映画なのです。 
知らない人の伝記というのは、なかなか見ようという気にならないのですが、やっと見ることができました。
  
自分の命の長さを知ってしまった人にとって、生きるということは、普通にのほほんと生きている人とは、違った意味を持つのだと思います。 
ボビーは、医者から15才までの命と言われ、幸いにも、その年齢を無事に通過した後は、人生に思い残すことがないように、力一杯生き抜いたような気がします。 
強引な結婚も、その後のたくさんのツアーも、映画出演も、そんな彼の生き方が現れているのでしょうねぇ。そして、37年の生涯を駆け抜けたのでした。
  
主演で、監督・脚本・製作まで関わったケヴィン・スペイシーの、まさしく入魂の一作です。映画賞のシーズンには、彼の歌声をたくさん聞きました。すごくうまいですよね〜〜。 
映画の中でも、たくさん歌っていて、しかも、自然で、とってもお上手。ダンスまで披露していて、これもなかなかキレがあるダンスなので、びっくりしました。
  
彼の妻、サンドラ・ディー役のケイト・ボスワースも、とってもキュート。彼女は、「ブルークラッシュ」の印象が強いですが、こんな可愛かったっけ?!って感じです。一時(今でも?)、オーランド・ブルームと付き合ってたんですよね〜〜(^^)。(2006,08,05)
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