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ベルリンファイル      


2013年 韓国 (THE BERLIN FILE)
アクション・サスペンス   

<監督>リュ・スンワン
<キャスト>ハ・ジョンウ, ハン・ソッキュ, リュ・スンボム, チョン・ジヒョン, クァク・ドウォン, キム・ソヒョン, イ・ギョンヨン

<ストーリー>
アラブの裏組織との武器取引をしていた北朝鮮の諜報員ピョ・ジョンソン(ハ・ジョンウ)は、その情報が韓国に漏れていたことに気がつき、その場から脱出する。そのことから、北の組織に裏切り者がいるのではという疑念が湧くのだった・・・。

<感想>
南北朝鮮、アメリカ、アラブの各国が入り乱れてのスパイ映画でした。
冒頭から、何が何やら分からないまま話が進みます。
ただ分かるのは、緊迫した状況。
現場での危機をかいくぐった北のスパイ・ジョンソンですが、その後には、妻の二重スパイの疑惑まで出てきて、心の安まる暇もありません。
でもそれが、スパイとしての任務であり、宿命でもあることがわかっている彼は、淡々と自分に課せられた仕事を遂行しようとするのでした。

全編を通して、アクションが素晴らしいです。
どれだけ時間をかけてこれらのシーンを撮影したのでしょうか。
ハリウッド映画のアクションシーンにも決して劣らない出来映えでした。

主演のハ・ジョンウは、最初から最後までアクション漬け。彼独自のちょっと憂いを感じさせる表情で自分の仕事と、妻との関係を全うしようとします。泣けます、素晴らしい!

南の情報局員役のハン・ソッキュも、アクションを若々しくこなして頑張っていました。

ハ・ジョンウの妻役のチョン・ジヒョン。久しぶりに拝見しましたが、美しくて、悲しいスパイの妻を好演していました。笑顔がないのが痛々しい(T_T)。

話がややこしかったので2回見ましたが、もう一度見直しても楽しめそうです。(2022,12,12)



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