ばしゃ馬さんとビッグマウス          |  
  
2013年 日本 
コメディー・ロマンス    
  
<監督>吉田恵輔 
<キャスト>麻生久美子 ,   安田章大 ,   岡田義徳 ,   秋野暢子 
  
<ストーリー> 
脚本家になる夢を10年にわたって貫いても、全く芽の出ない馬淵みち代(麻生久美子)は、友人を誘って、再び、シナリオスクールに通い出す。そこで知り合った天童義美(安田章大)は、大言壮語で、口ばかりの男だった・・・。
  
<感想> 
予告編を何回も見ましたが、本編も、そのまんまの映画でした(^▽^)。
  
ばしゃ馬のように、ひたすら脚本家を目指して脇目も振らず頑張る馬淵は、周りになんと言われようとも、ひたすら脚本を書き続け、コンクールにエントリーするが、落選続き。 
一生懸命なのは、分かるけど、もういい加減にあきらめた方がいいよと、見ていて喉元まで出てしまうような女子。 
本人も分かっているのだろうけれど、その引き際が分からないのね。 
そんな彼女は、端から見ると、ちょっと・・・いや、だいぶイタい。
  
そんながむしゃらな女性を麻生久美子が、好演です。 
やっぱり、彼女は、うまいですね〜。
  
一方、ビッグマウスの方は、本当に、大口で、もう、イライラしっぱなし。 
こんな人、絶対友達にはなれないし、近づいてきても欲しくない。 
きっと小心が故なのでしょうが、それならそれで、自分のことは、ともかくとして、他人をどうのこうのとは言って欲しくないですよ。 
ビッグマウスの彼を演じたのは、関ジャニ∞の安田章大君。 
関ジャニは、大倉君ぐらいしか知らないのですが、安田君はこの映画の役にとてもはまっていて・・・というかはまり過ぎていて、すっかり嫌いになってしまい、彼の登場するシーンは、はっきり言って、見るのが苦痛でした(^_^;。
  
そんなわけで、この映画の醍醐味は、ビッグマウスを、麻生久美子が、ズパッと切って捨てるところで、あのシーンは、本当に、すっきりしました〜〜(^▽^)。
  
夢は、誰でも持つことは出来るけど、その夢が叶うのは、ほんの一握りなわけで、それ以外の人は、いつ、どんなタイミングで、夢をあきらめるのか、その見極めは、本当に、難しいですね。(2013,11,04)
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