ブリッツ |
2011年 イギリス (BLITZ)
アクション・犯罪・スリラー
<監督> エリオット・レスター
<キャスト>
ジェイソン・ステイサム , パディ・コンシダイン , マーク・ライランス , ルーク・エヴァンス , デヴィッド・モリッシー
<ストーリー>
ロンドン市警のブラント刑事(ジェイソン・ステイサム)は、その荒っぽい行動で、マスコミから非難の対象になっていた。そんなある日、警官ばかりを狙う連続殺人事件が発生。ブラントは、犯人を追い詰めてゆくが・・・。
<感想>
ジェイソン・ステイサム主演作です。
過激な正義感を持つ暴力的な刑事ブラントは、いろいろな問題を起こしては、マスコミにたたかれていた。そんな時、警察官をターゲットにした連続殺人事件が起こる・・・。
ジェイソン・ステイサムの映画は、どんなにおバカな作品でも、それなりに面白いのですが、この作品は、ストーリー運びがもたもたしている上、彼の映画としてはアクションが少なく、また、いろいろな登場人物が出てくる割に、どの人物にも感情移入できない、なんだかパッとしない作品でした。
原作は、ケン・ブルーウンの「トム・ブラント刑事&ジェームス・ロバーツ警部シリーズ」(日本では、翻訳されていないみたい)の中の一作だそうで、このシリーズの題名から、ブラントとロバーツ警部との関係が初めて見えてきて、映画のいろいろなシーンが、やっと納得できました。
こういうことを知らないと、ブラントとロバーツの関係が分からないなんて、映画として、まずだめでしょうーーー(^_^;。
とはいえ、ジェイソン・ステイサムは、どんな役を演じても魅力的だし、他のキャストも意外と豪華なので、それなりに、それなりでした(^_^)。
ただ、同僚を連続で無残に殺されているわりに、警察内の犯人への憎しみや焦りのようなものがあまり感じらないのは、やっぱりイマイチでしたかねーー。(2017,05,29)
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