ブラックパンサー　　　　　　 ２０１８年　アメリカ　（BLACK PANTHER） アクション･アドベンチャー・SF　　　 ＜監督＞ライアン・クーグラー ＜キャスト＞ チャドウィック・ボーズマン , マイケル・Ｂ・ジョーダン , マーティン・フリーマン , アンジェラ・バセット , フォレスト・ウィテカー , アンディ・サーキス , デンゼル・ウィッテカー , ダニエル・カルーヤ , セバスチャン・スタン, ルピタ・ニョンゴ, ウィンストン・デューク ＜ストーリー＞ アフリカの奥深く、人から隠れるように存在するワカンダ王国。突然国王が死に、次の王が息子のティ･チャラ（チャドウィック・ボーズマン）に決定する。しかし、恐ろしい計画が、彼の知らないところで進んでいた・・・。 ＜感想＞ マーベルのアメコミヒーロー物には、正直うんざりし始めていたので、この作品も劇場では見なかったのですが、アカデミー授賞式で、いやと言うほど作品紹介を見せられたせいで、すっかり見たくなってしまいました。 アメコミ史上初の黒人ヒーローということで、アフリカ色一色で、とても新鮮でした。 今まで描かれてきたアフリカのイメージが変わった気がします。 もちろん、アフリカの風習や、伝統も、ある程度取り入れられているのでしょう。 国王を選ぶ儀式は、ワカンダのような近代国家にもかかわらず、なんと力と力のぶつかり合いの決闘なのでした(^_^;。 でもこれって、一歩間違えるとひどいことになる・・・と思っていたら、やっぱりなりましたけどね(^_^;。 アクションシーンは、予告編でも見ていましたが、 終盤の、老若男女？入り乱れての戦闘には、ワクワクしました。 特に女性戦士がかっこいいのがいいですね〜(^▽^)。 主演のチャドウィック・ボーズマンは、王家の血筋という設定なので、品を備えた表情がよく似合っていてよかったです。 他のキャストも、ほぼ黒人で固められていましたが、美男美女が多く、その点でも、楽しめました。 アクション映画としての面白さもさることながら、黒人への偏見に対する思いや、トランプ氏への皮肉なども見え隠れして、彼らのプライドを強く感じることができました。 大ヒットを得て、きっと続編も考えられているんでしょうね。(2019,03,16)