ブラザー・ハート |
2004年 イギリス スリラー・犯罪
<監督>マイク・ホッジス
<キャスト>クライヴ・オーウェン , シャーロット・ランプリング , ジョナサン・リス=マイヤーズ , マルコム・マクダウェル
<ストーリー>
ギャングの下っ端、デイビー(ジョナサン・リス=マイヤーズ)が自殺した。デイビーの兄で、3年前から隠遁生活を送っていた伝説の男、ウィル(クライヴ・オーウェン)は、弟の自殺の真相を探るために帰ってきた。そして、弟の無念を晴らそうとするが・・・。
<感想>
このキャストで、日本未公開ですよ〜〜、なんででしょう?!でも、見てみれば、その理由も分かる気がします(^^;。
ストーリーは、意味ありげで、謎めいていて、その上、重くて、暗いです。前半部分は、何が起こるのか分からないドキドキ感があって、気を惹くストーリー展開です。
ただ終わってみると、無駄が多くて、思わせぶりが過ぎます。もしかすると、もっと描きたかったストーリー(たとえば、主人公の過去の出来事など)があったのに、そこを削ってしまったのかなと、勘ぐりたくもなりました。
しかも、実は私、なんだかよく分からなくて、2回も見てしまいました。
ストーリー自体は、単純な話なのですが、登場人物が多くて、分かりにくいんです。主要4人は、分かるのですが、敵方の男たちが見分けが付かず、フランクって?アルって??という感じでした。私の理解力が悪いのか、映画の脚本が悪いのか、はたまた字幕が悪いのか・・・??
また、すごく謎めいていたわりに、自殺の原因は、結構単純で、彼をそんな目に合わせた理由も極簡単な理由でした。出だしの謎めいたイメージの割には、なんだかあっさりした結末でしたねぇ。
ついでに言うと、シャーロット・ランブリングがクライヴ・オーウェンの恋人って、ちょっと無理がありすぎです。まあ、人の趣味は、それぞれで、そういうことがあってもちっともかまわないのですが、映画でわざわざ、こんな違和感のあるキャスティングをしなくてもいいのにねぇ。ちなみに二人は実年齢19歳違い。もちろんシャーロットが上です。(2007,01,25)
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