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ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅      


2016年 イギリス・アメリカ (FANTASTIC BEASTS AND WHERE TO FIND THEM)
アドベンチャー・ファミリー・ファンタジー   

<監督>デヴィッド・イェーツ
<キャスト> エディ・レッドメイン , キャサリン・ウォーターストン , サマンサ・モートン , ジョン・ヴォイト , コリン・ファレル

<ストーリー>
魔法使いのニュート・スキャマンダー(エディ・レッドメイン)は、世界中を旅しながら、魔法動物を集めていた。ある日、魔法動物の入った彼のトランクが、人間のトランクとすり替わってしまう・・・。

<感想>
「ハリー・ポッター」シリーズの著者、J・K・ローリングの、魔法使いや、魔法動物たちを描いた新作です。
今回の主役は、魔法動物を保護するために世界中を旅する青年魔法使いニュート。
彼の魔法動物たちに対する優しさや熱い思いが、伝わってきました。

予告編を見た時は、人間界と魔法界との”戦い”のような話かなと思っていたのですが、そんなことはありません。
それもそうです。だって、人間と、魔法使いとでは、最初から勝負になりませんからね。

映画の中には、たくさんの魔法動物が出てきますが、とりわけ、最初に騒動を起こす、キラキラ大好きなニフラーや、ニュートから離れようとしない小枝のようなボウトラックルが、かわいい!
ボウトラックルなんて、一匹欲しいぐらいです(^_^)。
そのほかにも、いろいろな奇妙な魔法動物が描かれていて、そこが、一番の見所(みどころ)でしょうか。
その代わり、ストーリーやキャストは、少々地味目でした。
でも、隣で見ていた女の子は、「面白かった〜!」と、隣の彼氏に、映画が終わったとたん、のたまわっておられたので、見る人によっては、とても面白かったのかと思います。

主演のエディ・レッドメインは、おちょこちょいで、人のいい魔法使いを好演していましたが、私が一番楽しく見れたのは、人間であることからの親近感からか、ダン・フォグラー演じるジェイコブ・コワルスキーでした。
おデブなおっさんだけど、いい役回りでしたね〜。
それから、コリン・ファレルの魔法の杖さばきが見事なところも、かっこよくて、見ほれてしまいました(^_^)。

魔法動物の暴れ方は、建物を壊したりして、アメコミ風で派手ですが、「メン・イン・ブラック」のように、人間の記憶には残らないところが、なんとも都合いいですね。(2016,11,26)



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