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ファイナル・カウントダウン      


1980年 アメリカ (THE FINAL COUNTDOWN)
SF・戦争

<監督>ドン・テイラー
<キャスト> カーク・ダグラス, マーティン・シーン, キャサリン・ロス

<ストーリー>
1980年12月7日、ハワイ沖を航行していた空母ニミッツは、嵐に巻き込まれたあと、不可解な現象に見舞われる。状況を検討した結果、艦長(カーク・ダグラス)は、今いる時空が、1941年の日本軍による真珠湾攻撃直前であることを認識する・・・。

<感想>
これまた、32年前と、古い映画ですが、評判がいいので、見てみました。

出演者がカーク・ダグラスとマーティン・シーンですよ〜。
それぞれの子ども=マイケル・ダグラスとか、エミリオ・エステヴェス、チャーリー・シーンとかが、もう十分いい年なんですからね〜。時の流れを感じます。

映画の内容は、タイムスリップものなのですが、その映像は、今見ると、あまりにも、幼稚で笑えます。
う〜〜ん、あの渦巻きはーーー(^^;。
でも、当時としては、あれが映像技術の限界だったんでしょうかね〜。

しかしですね、思わぬ所で、感動してしまいました。
それは、空母の離発着のシーン。
滑走路の短い、艦上での離発着。
これはもう、見事の一言!
このシーンがたっぷりあるので、これを見ただけでも、この映画を見た価値があったと思えるほど、見応えあります。
32年前で、すでに、こんなに精巧で、システマティックな動きが確立していたのなら、今は、いったいどうなっちゃってるんでしょう!
まあ、私が、知らないだけで、きっともう、すごいことになってるんでしょうね〜。

ストーリーは、最新鋭の空母が、真珠湾攻撃の直前にタイムスリップしてしまう・・・というもの。
乗組員たちは、この後、どういうことが起こるのか知っているわけで、その葛藤は、相当なものだと思われました。

時代が時代だけに、日本人が、ひどい悪役として描かれるのでは?と、ちょっと身構えて見ましたが、そうでもなく、許容範囲でした。

もし、タイムスリップとかが、起こりえるのならば、きっと、現在の私たちが知らないパラレルワールドが、無数に存在するのかもしれないなぁなどと、未知の世界に思いを馳せました。(2012,02,04)





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