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2025年 日本 
      
  
<監督>関根光才  
<キャスト>
小栗旬,  松坂桃李,  池松壮亮,  森七菜,  美村里江,  吹越満,  光石研,  窪塚洋介
  
<ストーリー> 
豪華クルーズ船内で、新型コロナウィルスの集団感染が起こった。寄港した横浜では、DMATの医師たちが船に乗り込み、対応に当たるが・・・。
  
<感想> 
5年前のあの頃、こんなことがあったなと思いながら見ていました。 
本当にあの頃は大変でした。 
でも、世界的に本当に大変になったのは、それ以降だったんですけどね。
  
まだ、この感染症が、どんなものなのか、そしてこれからどうなっていくのか、誰にも分かっていなかったあの頃・・・。 
私たち一般人の知ることが出来たのは、延々と映される横浜港に浮かぶクルーズ船の姿と、マスコミから発せられる情報だけでした。 
しかも、その情報は、事態をあおるようなものも多かったり、
その時々の対応は、世界中から批判が寄せられたりしました。 
なんと大変だったことでしょう。
  
映画には、何も分からずに、その状況に右往左往する指揮系統とスタッフたちが描かれています。 
まだ何も分かっていなかったあの当時、現場にいた方たちの苦労が伝わってきました。
  
誠実に描かれているようでしたが、私の中には、まだあのときの印象が強く残っていて、その印象よりも映画のインパクトが弱かったです。(2025,06,20)
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