運び屋           |  
  
2018年 アメリカ (THE MULE) 
犯罪・スリラー    
  
<監督>クリント・イーストウッド 
<キャスト>
クリント・イーストウッド	,  ブラッドリー・クーパー	,  ローレンス・フィッシュバーン	,  マイケル・ペーニャ	,  ダイアン・ウィースト	,  アンディ・ガルシア
  
<ストーリー> 
家族から見放された孤独な老人アール(クリント・イーストウッド)は、ひょんな事から、ドラッグの運び屋をすることになり、大金を稼ぎ出すが・・・。
  
<感想> 
クリント・イーストウッド製作監督主演の、実話を元にした犯罪スリラーです。
  
俳優を引退という噂が出ていた彼ですが、この作品の主役を張れるのは、やっぱり、彼以外には考えられません。 
さすがに背中が曲がり、深い皺も増え、ずいぶんと年を取ってしまいましたが、90歳の麻薬の運び屋という役柄が彼以上にぴたりとはまる人は、いないでしょう。 
強面(こわもて)のギャングを相手にしても、自分のペースを守り抜く度胸と愛嬌が、なんともいえず魅力的です。 
若い頃の彼の作品は、ほとんど見ていないのに、年を取ってからの彼から目が離せないっていうのも不思議なことです(^_^)。
  
ただ、こんなことをしでかしてしまった父親に対して、娘たちが寛容だったことが気になりました。母親の最期を看取った事で、今までのことと合わせて赦されたということなのでしょうが、違法行為をして稼いだ金・・・おそらく1000万以上?!の返済とかしなくてよかったんでしょうかね。実話だけにちょっと気になりました。(2019,03,09)
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