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引き裂かれたカーテン          |  
  
1966年 アメリカ 
ミステリー・スリラー
  
<監督>アルフレッド・ヒッチコック 
<キャスト>ポール・ニューマン  ,   ジュリー・アンドリュース  
  
<ストーリー> 
物理学者のマイケル(ポール・ニューマン)は、デンマークで行われる国際会議への出席を装い、東ドイツに亡命する。しかし、彼の行動に不審を抱いた恋人のセーラ(ジュリー・アンドリュース)も、彼の後を追って東ドイツに入国してしまう。実はマイケルは、東ドイツで開発された新型ミサイルの秘密を盗むことが目的の、二重スパイだったのだ・・・。
  
<感想> 
ヒッチコック監督で、ポール・ニューマン、ジュリー・アンドリュース主演のスパイ物です。
  
前半は、少々もたつきます。
  
学者のマイケルは、恋人のセーラと共に、学会出席の途中。 
船のベッドの中で、お熱いところを見せてくれます。 
それなのに、なにやら怪しげな行動を取り、ついには、恋人を置いて一人で亡命?! 
そんなことされたら、恋人の立場は?! 
みたいな感じで、恋人役のジュリー・アンドリュースが、かわいそうーーー(^^;。
  
でも、後半は、面白いシーンのてんこ盛りです。
  
ミサイル理論を探るところは、時間との戦い。 
もう時間が過ぎてるのに!!と、ハラハラさせられました。 
その後の、バスでの逃走も、途中で、いろいろなアクシデントが!(^^)。 
劇場からの脱出も、絶体絶命だったのに!!(^^)。 
他にも、色々あって、ほんと、楽しめました。 
さすがヒッチコックです。 
そういえば、この作品にも、ヒッチコック、顔出ししてるんでしょうかねぇ??
  
終わって一瞬、どこでカーテンが引き裂かれたっけ??と思いましたが、 
東西冷戦の時代・・・”鉄のカーテン”ってことだったのですね(^^)。
 
  
ところで、この作品を見ていて、あるシーンで、ハッとしました。 
それは、農場で、マイケルが足でπを描くシーン。 
私事なのですが、私の母も、映画が好きだったようで、私が学校から帰ると、いつも、古い洋画をテレビで見ていました。 
私も、そんな母の隣に座って、分からないなりに一緒に映画を見ていのです。 
それらの映画のほとんどは、忘れてしまったのですが、 
足でπを描くこのシーンは、とても印象的で、今でもよく覚えています。 
それが、この映画のシーンだと分かって、なんだか、うれしいような、懐かしいような気がしました。(2010,12,19)
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