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僕だけがいない街      


2016年 日本
サスペンス・ミステリー・SF   

<監督> 平川雄一朗
<キャスト> 藤原竜也 , 有村架純 , 林遣都 , 杉本哲太 , 石田ゆり子

<ストーリー>
漫画家の卵の藤沼悟(藤原竜也)は、何かの事件が起こる直前になると、時間が巻き戻る不思議な力を持っていた。それが原因で、怪我をした悟は、バイト先の同僚、愛梨(有村架純)と親しくなった。そんなある日、母親(石田ゆり子)が何者かに殺されてしまう・・・。

<感想>
正義を行うための能力に選ばれた青年・・・という感じの話でした。
そんな彼に知らず知らずのうちに、たくさんの人が救われていたのでしょうか。

主人公の悟は、ある出来事によって過去に起こった事件のことを思い出し、当時を再体験しながら事件を解明してゆきます。
いわば、過去へのタイムトラベルのようなのですが、時間が巻き戻ることで、彼はその当時の年齢に戻りながらも、意識は大人なのです。いったいどんな気分なのでしょう。まるでコナンみたいですね(^_^)。
彼が過去にさかのぼることによって、未来が変化するところは「バタフライ・エフェクト」のようでもありました。
どこをどう変化させたら、未来がどうなるのか、よりよい答えを求めて何度でもチャレンジできるところは、良心的?!です(^_^)。

ただ、過去に戻って変化させた現実を再び生きるわけではなくて、都合のいいところで現代に戻ってしまうように描かれていたので、そのあたりに、少々不自然さがありました。
突然、変化した現代に戻ったら、新しい人生の記憶は、自然に蓄積されているのでしょうか??など、他にもちょこちょこと、疑問に思うところもありましたが、全体に、よく出来ていて、面白かったです。
原作は、三部けいの大ヒット・コミックスということなので、私が疑問に感じたようなことも、原作には、もっと丁寧に描かれているのかもしれません。

主演は藤原竜也。
いつもは彼の舞台的なオーバーアクトが気になってしまうのですが、今回は、それを意識することなく見ることが出来ました。
また、いつまでも若々しい石田ゆり子の北海道弁?が、かわいかったです(^_^)。



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