ハイヒールを履いた女         |  
  
2012年 イギリス・ドイツ・フランス (I, ANNA) 
スリラー   
  
<監督>バーナビー・サウスコーム 
<キャスト>
シャーロット・ランプリング	,  ガブリエル・バーン	,  エディ・マーサン	,  ヘイリー・アトウェル
  
<ストーリー> 
アンナ(シャーロット・ランプリング)は夫と別れてから、新しいパートナーを見つけるために、婚活パーティーに参加している。そこに、刑事のバーニー(ガブリエル・バーン)が現れ、二人は意気投合する・・・。
  
<感想> 
日本未公開作品です。豪華なキャストなのに・・・。
  
主な登場人物は。刑事のバーニーと、老婦人アンナ。
  
バーニーは、ある殺人事件の捜査中にアンナを見かけ、彼女を尾行するようになります。
  
ここで理解しにくかったのが、バーニーの心理と行動。 
彼の心は、いつから、そしてどうして、アンナへの思いへと変わっていったのか。 
私としては、あくまでも刑事としての行動と思いたかったのですが・・・。
  
一方、アンナのミステリアスな存在は、とても魅力的でした。 
細身で姿勢のいい彼女は、トレンチコートがよく似合っていました。 
そして、時々挿入される過去の映像。 
いったいどちらの彼女が本当なのか? 
終盤の謎解きにゾクゾクしました。
  
ただ、彼女の年齢が年齢だけに、彼女の中の混乱が、加齢による認〇症のように感じてしまったのが、切ないです。 
もうちょっと若い女優さんだったら、また意味の違う結末に思えたかもしれません。
  
主演はシャーロット・ランプリング。 
この当時、彼女は、66歳ぐらい。年齢の割にセクシーな役が多い彼女ですが。 
今回は、顔のアップが多くて、老いが鮮明になって、痛々しく感じてしまいました。 
話の内容から、そう思わせる狙いもあったのでしょうけれど。
  
共演は、久しぶりに見るガブリエル・バーン。 
渋いですね〜(^_^)。(2019,01,06)
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