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パラダイム      


1987年 アメリカ (PRINCE OF DARKNESS)
ホラー   

<監督>ジョン・カーペンター
<キャスト> ドナルド・プレザンス , ジェームソン・パーカー

<ストーリー>
ロサンゼルスの古い教会で、不気味な緑色の液体が活性化された。その現象を調べる研究員たちが、次々と襲われはじめる・・・。

<感想>
「パラダイム」とは、”考え方の規範”という意味だそうです。
キリスト教では、そのパラダイムを都合のいいように嘘で固めていたが、
とうとう長年の眠りから、PRINCE OF DARKNESSが目覚めようとしていた・・・!!
ってな感じの映画のようでした(^_^)。

ホラーとしては、緑の液体が、あまりおどろおどろしく見えないし、怖さもイマイチです。
序盤から中盤は、教会で行われる調査に、研究員たちも乗り気ではなく、脱落者も出てきたりして、少々緩慢ですが、終盤は、怒濤のごとく話が進展しました。

それにしても、何故”鏡”??
メインと思っていたあの緑の液体は用済み??

突っ込みどころが多くて、その分、色々考えてしまって、面白い?ですかね。

ジョン・カーペンター監督の作品というと、見るまでワクワクですが、見てしまうと、ちょっとがっかりというのが、私のいつものパターンですが、今回も、そんな感じでした。
でも、”虫”だとか”白塗りの人”だとか、気持ち悪くて、面白いところもあり、他の作品もまたいつか見たいなと思うのでした(^_^)。(2018,08,07)



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