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プリティ・ヘレン      


2004年 アメリカ コメディー・ロマンス

<監督>ゲイリー・マーシャル
<キャスト>ケイト・ハドソン , ジョン・コーベット , ジョーン・キューザック , ヘイデン・パネッティーア , スペンサー・ブレスリン , ヘレン・ミレン , アビゲイル・ブレスリン , フェリシティ・ハフマン

<ストーリー>
ニューヨークのモデルエージェンシーで働く25歳のヘレン(ケイト・ハドソ)は、昼は仕事、夜は、パーティー三昧の毎日だった。そんなある日、3人の子供を残して、姉夫婦が事故でなくなってしまう。ヘレンは、残された子供たちを引き取ることになり、てんてこ舞いの日を過ごすが・・・。

<感想>
キュートなケイト・ハドソンの明るいコメディーです。

ケイトが演じるヘレンは、ファッション関係の仕事をバリバリとこなすキャリアウーマン。この設定は、「プラダを着た悪魔」と似ています。彼女の上司役に、「クィーン」のヘレン・ミレン。

そんなヘレン=ケイト・ハドソンが、育ち盛りの3人の子供の世話をする羽目になるという話です。
日本でいうところの幼稚園から高校生ぐらいの子供たちは、かわいいけれど、手がかかるんですよね。まだ母親が恋しかったり、背伸びして大人の真似をしてみたかったり・・・。

実生活でも母親であるケイトが、子育てに奮闘しながらも、懸命に頑張る姿が、なかなかいいです。遊び回っていた頃には、理解できなかった母親の強さとか、大変さを、身をもって知り、子供たちとともに、彼女自身も、成長してゆくわけです。人間って、そういうところが、ありますよね〜〜。

ヘレンとは、正反対で、まじめで厳格な2番目の姉をジョーン・キューザックが達者に演じています。遊ぶことなく、家庭に入り、子育てしかしたことがない彼女は、ヘレンの態度にいつもイライラさせられているのに、いざというときは、やはり、一番頼りになる”母親”なんですよね〜〜。

実は、最初の誕生会のシーンで、長女を、ケイトの母親だと思いこんでしまった私は、途中、誰が亡くなって、誰の子供の世話をするのか分からなくて、しばらく戸惑ってしまいました。大人になっても、家族兄弟そろって誕生会をするって、なんだかすごいですね〜〜(^^)。

他に「マイ・ビッグ・ファット・ウェディング」のジョン・コーベットが、子供たちの通う学校を経営する神父として、「リトル・ミス・サンシャイン」のアビゲイル・ブレスリンが、末娘役として、出演しています。 (2007,07,27)



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