ブレイクスルー　奇跡の生還　　　　　　 ２０１９年　アメリカ　（BREAKTHROUGH） 　　　　 ＜監督＞ロクサン・ドーソン ＜キャスト＞ クリッシー・メッツ, ジョシュ・ルーカス, トファー・グレイス ＜ストーリー＞ 凍った湖で友人達と遊んでいたジョン（マルセル・ルイス）は、氷が割れて湖に落ちてしまう。その後、病院で死亡判定されたジョンだったが母親（クリッシー・メッツ）の祈りで、心臓が動き出す・・・。 ＜感想＞ 録画済みだった映画を見たので、どんな作品なのか確かめもせず見始めたのですが、題名の「ブレイクスルー」、副題の「奇跡の生還」、そして冒頭の映像を見ただけで、もうどんな映画で、結末はどうなのかまで、まるっとお見通しになってしまいました(笑)。 そして、見事そのような筋書きでストーリーは進むのですが、やはり、この”奇跡”に、涙は禁じ得ません。 しかも、実話を元にした映画だそうなので、フィクションとは違う感動がありました。 その感動を映画では、宗教に関連付けていますが、無宗教の私は、生命の不思議として捉えました。 いくら信仰しても、救われる命と救われない命との差が、宗教では説明できないような気がしますし、むしろ信仰のむごさを少なからず感じてしまいます。 実話ということで、エンドロールには、ご本人達の写真が紹介されていました。 様々な人たちの尽力で助かった命。大切にしなければなりませんね。(2022,09,18)