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ハンネス、列車の旅 |
1998年 ドイツ (ZUGVOGEL...EINMAL NACH INARI)
コメディ・ロマンス・犯罪
<監督>ペーター・リヒテフェルト
<キャスト>ヨアヒム・クロール , ペーター・ローマイヤー
<ストーリー>
ドイツ、ドルトムント。ビールの配達をしているハンネス(ヨアヒム・クロール)は、鉄道マニア。フィンランドのある町で列車時刻表国際大会に参加するのを楽しみにしていた。しかし、休暇の前日に上司に呼び出され、休暇を取るなら仕事をクビにすると言い渡される・・・。
<感想>
昔録画しておいたのを引っ張り出して、どんな映画か分からないまま見始めましたが、冒頭で、私好みの映画であることが予感でき、充実した鑑賞時間を過ごすことが出来ました。
いわゆる、鉄道オタクが主人公の話です。
鉄道オタク=鉄ちゃんといっても、いろいろな種類があるそうですが、彼、ハンネスは、時刻表オタク。
どのコースで、どのように乗り継げば、どれだけ時間を短縮できるか。それを発見することが無上の喜びなのでした。
なんと、ささやかで、穏やかな趣味でしょう!
そんな彼が、こともあろうに、殺人事件の容疑者として、国際手配されてしまうのでした。
そんなことになっているとはつゆ知らぬ彼は、フィンランドの小さな町イナリを目指して、コトコトと、大好きな列車の旅を楽しむのでした。
穏やかで、いい人であるハンネスの、心温まる旅の様子が絶品です。
旅の途中で出会う様々な人たちも、いろいろな事情を抱えていたり、また、ハンネスは、殺人犯として、追われいるので、ちょっぴりハラハラするところもあったりで、飽きさせません。
ヨーロッパって、時刻表の旅をするには、うってつけの地域だということもわかりました!(^_^)。
それにしても、全く映画の内容と合っていないDVDの題名には、びっくりするやら、がっかりするやら。
こんな題名をつけた人の顔が見たい・・・(^_^;。(2016,10,17)
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