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真木栗ノ穴          |  
  
2007年 日本 ホラー・ミステリー・エロティック    
  
<監督>深川栄洋 
<キャスト>西島秀俊 ,   粟田麗 
  
<ストーリー> 
鎌倉の古いアパートに住む作家の真木栗勉(西島秀俊)。細々とした仕事で、食いつないでいたのだが、ひょんな事から、ある雑誌に、官能小説を書くことになった。その分野の小説を書いたことのない真木栗は、何を書いていいのか悩むのだが、部屋の壁に開いた二つの穴から、隣の部屋をのぞいて、小説の題材にするのだった・・・。
  
<感想> 
題名の読み方さえ分からないという、全く知らない映画でしたが、”ホラー”というところに惹かれて見てみました。 
ちなみに、読み方は、”まきぐりのあな”・・・主人公が真木栗さんなのよ〜(^^)。
  
最初は、ムム?どこがホラーなの??? 
という感じです。 
うだつの上がらない小説家が、壁の穴を覗いて・・・。という話。 
ちょっと江戸川乱歩の不思議小説エロティック版みたいな感じかな〜〜。
  
しかし、見ていると、だんだんと、つじつまの合わないことが出てきて、ホラーになってゆきますが、 
その切り替わりが、慎ましやかで、好感持てました。 
舞台が、鎌倉なので、現代の話なのに、時間を超越したような雰囲気なのもよかったです。
  
また、この、”うだつの上がらない小説家”という設定が、西島秀俊さんにぴったりでした。 
おとなしいインテリ風だけど、たまには、声を荒げて怒ってみたり・・・。 
でも、女性には、押し切られてしまったり・・・。
  
夏の夜なんかに見ると、風情があってよろしいかも〜(^^)。(2010,01,10)
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